next up previous
Next: 発表2 Up: 発表内容について Previous: 発表内容について

発表1

1.
多言語全文検索システムの構築(中尾茂岳)
2.
内容のまとめ

インターネット(WWW)上での 多言語情報の共有の効率化を図るための多言語全文検索システムを構築した。 システムは全文検索エンジンと利用者インタフェースから構成され、 全文検索エンジンはISO-2022-JP-2やUnicodeでの文書を N-gramでインデクス化する。 利用者インタフェースは、 文書閲覧用の多言語表示ブラウザ(MHTMLブラウザ)と 日本語入力用TextInputからなる。

3.
考察・感想

システムの目的として個人向けの小規模データベース利用と述べていたが、 多言語を扱う必要がある個人とはどのような人々を指すのだろうか。 想像できなかったので、できれば具体的に例を示して欲しかった。 また、検索システムとして重要な要素である、検索エンジン部への解説が 少ないように感じた。 検索エンジン内部の構成をN-gramとしか述べず、 それ以外には触れなかったために全くどのようなものなのか分からなかった。 特に多言語情報処理を行なう上での検索エンジン部での工夫などを 示して欲しかった。



Masao Takaku 平成11年3月12日