初版公開日: 2007年03月04日
最終更新日: 2024年01月21日

高久雅生の経歴

Code4Lib JAPANカンファレンス2018にて(2018年9月)(撮影: Fumihiro Kato)
Code4Lib JAPANカンファレンス2018にて(2018年9月)(撮影: Fumihiro Kato)

氏名
高久 雅生 (たかく まさお)
連絡先
E-mail: tmasao@acm.org
URL: https://masao.jpn.org/
連絡先(職場)
〒305-8550 茨城県つくば市春日1-2 筑波大学図書館情報メディア系
E-mail: masao@slis.tsukuba.ac.jp
Tel: 029-859-1394
Fax: 029-859-1093
研究室サイト
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/takaku-lab/

研究テーマ

情報検索, 電子図書館, 情報行動, 情報組織化, 学術コミュニケーション, 専門図書館

職歴

2019-01 - 現在
国立情報学研究所 客員准教授(連携)
学術情報ネットワーク運営・連携本部 オープンサイエンス研究データ基盤作業部会における企画運営に参画。
2013-04 - 現在
筑波大学 図書館情報メディア系 准教授
情報検索、情報行動、電子図書館、学術情報流通等の教育と研究に従事。
2008-09 - 2013-03
物質・材料研究機構 科学情報室 主任エンジニア
物質・材料分野のデジタルライブラリーシステムの構築。NIMS研究者総覧の構築。専門図書館の運営。
(スキル)Ruby, Solr, eSciDoc, Fedora Commons, SOA, Java, JSP/JSF
2006-01 - 2008-08
情報・システム研究機構 新領域融合研究センター 融合プロジェクト特任研究員(ポスドク研究員)
情報リンケージの研究に従事。研究者情報サーバの構築(国内研究者のデータを一元化するプロトタイプシステムの構築)。科研費報告書データベースβ版研究者リゾルバーα版の開発に協力
(研究テーマ)情報リンケージ, 電子図書館, 名寄せ, 書誌同定, 研究者ネットワーク, 可視化
(スキル)Perl, Web API, XML, Ruby
2004-10 - 2005-12
国立情報学研究所 情報学資源研究センター プロジェクト研究員(ポスドク研究員)
NTCIR-5 WEBタスクの運営。Web検索テストコレクションの構築。
(研究テーマ)Web検索システム, 情報検索評価, サーチエンジン, テストコレクション
(スキル)Perl, Ruby, GETA, Web API, trec_eval

学歴

1998-03
国立図書館情報大学 図書館情報学部 卒業。図書館情報学学士
卒業論文「オリエンテーリング教育用ゲームの作成」(VRMLとJavaを用いた地形図参照システムの構築)
2000-03
国立図書館情報大学大学院 図書館情報学研究科 修了。修士(情報学)
修士論文「Z39.50に基づく書誌データ検索システムの構築」(Z39.50プロトコルに基づく日本語書誌情報検索システムの研究開発)
2004-09
筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 博士後期課程 (情報メディア専攻) 修了。博士(情報学)。
入学時は 図書館情報大学大学院 情報メディア研究科 博士後期課程。(2004年4月、国立大学法人化の法律により図書館情報大学が閉学し、 在校生は全員筑波大学に移籍することになったため移籍)
博士論文「相互連携可能な情報提供システムの研究: 用語体系および検索システムへの適用」(用語体系、階層用語シソーラスの閲覧システム、構築支援システムの研究開発)

教育歴

筑波大学
(知識情報・図書館学類)- 知識資源組織化論(2018年度 - )
(知識情報・図書館学類)- 知識情報システム概説(2018年度 - )
(知識情報・図書館学類)- 統計(2013-2017年度)
(知識情報・図書館学類)- 知識情報システム実習(2013-2017年度)
(知識情報・図書館学類/情報メディア創成学類)- ディジタルドキュメント(2013年度-)
(知識情報・図書館学類)- 情報基礎実習(2014, 2018年度)
(大学院 情報学学位プログラム 博士前期課程)- 情報組織化(2020年度-)
(大学院 情報学学位プログラム 博士前期課程)- 業務計画(2020年度-)
(大学院 図書館情報メディア研究科 博士前期課程)- デジタルドキュメント(2013-2019年度)
(大学院 図書館情報メディア研究科 博士前期課程)- LIS研究の最新動向(2014-2016年度)
(大学院 図書館情報メディア研究科 博士前期課程)- デジタルライブラリ(2016-2019年度)
(大学院 図書館情報メディア研究科 博士前期課程)- 情報メディア演習B(2013-2015年度)
慶應義塾大学 非常勤講師
(2007年度・文学部)基礎情報処理 - 基礎的なコンピュータリテラシの講義と演習
鶴見大学 非常勤講師
(2005年度・文学部)情報基礎演習II(インターネット)- WWW, HTMLの仕組みの解説とWebページ作成の演習
(2005年度・文学部)情報基礎演習III(アプリケーション)- Microsoft Windowsアプリケーションの一例として表計算ソフトウェアExcelの使用法を解説、演習
図書館情報大学 ティーチングアシスタント(TA)
(2000年度・図書館情報学部)プログラミング言語演習I - C言語を使った演習
(2000年度・図書館情報学部)プログラミング言語演習II - C言語を使った演習
(2000年度・図書館情報学部)基礎情報処理 - HTMLの仕組みやPowerPoint/Excel/Photoshopなどのアプリケーションの使用法の解説と演習

セミナー講師等

INFOSTA研修セミナー(2015年3月16日・東京都千代田区)
「はじめて学ぶWeb API」と題して講義。
平成26年度 国立情報学研究所 学術情報システム総合ワークショップ(2014年7月-11月・東京都千代田区)
「利用者の行動観察のための手法」と題する講義および調査研究アドバイザーを担当。
平成25年度 国立情報学研究所 学術情報ウェブサービス担当者研修(2013年7月・福岡県福岡市)
「流通する学術情報コンテンツ」と題する講義を担当。
平成23年度 第3回東京都図書館研究交流会・東京都図書館協会IT講習会 (2011年11月・東京都豊島区)
OPACシステム改善のための手法「OPAC+」演習におけるファシリテーションを担当。
国立情報学研究所 学術ポータル研修 (2011年8月・東京都千代田区)
「学術情報流通を実現する技術(1)‐要素技術」と題して講義、受講生のファシリテーションを担当。
第6回Code4Lib JAPANワークショップ (2011年7月・愛知県名古屋市)
OPACシステム改善のための手法「OPAC+」演習におけるファシリテーションを担当。
第3回Code4Lib JAPANワークショップ (2010年12月・福井県あわら市)
ウェブAPI, RSSを用いたワークショップにおける講師とファシリテーションを担当。
第2回Code4Lib JAPANワークショップ (2010年10月・茨城県つくば市)
ウェブアクセスログの実践的な解析手法のワークショップ演習における講師とファシリテーションを担当。
Yahoo! Japan技術講演会 (2007年8月・東京都港区)
「異種データベース統合に基づく研究者情報検索」と題し、研究者情報を中心とする学術情報流通のトピックについて講演。

その他の活動

人間中心情報検索・推薦システムリサーチユニット (2020 - )
研究グループの一員として活動。
記録資源リサーチユニット (2018 - )
研究グループの一員として活動。知識資源構築の研究を担当。
筑波大学スマートソーシャルシティ研究グループ (2015 - 2020)
筑波大学図書館情報メディア系における研究グループの一員として活動。オープンデータサービスや行政サービス、利用データ等の組織化の研究を担当。
筑波大学情報プラクティス研究グループ (2013 - 2018)
筑波大学図書館情報メディア系における研究グループの一員として活動。「情報プラクティス」概念に基づく研究会を開催。
国際原子力情報システム委員会 委員 (2013 - )
日本原子力研究開発機構における国際原子力情報システム(INISデータベース)の検討委員として参加。
ジャパンリンクセンター運営委員会 システム技術分科会 (2012 - )
システム技術分科会有識者(2013-2015)および委員(2016-)として参加。
saveMLAK (2011 - )
東日本大震災後に立ち上がった博物館、図書館、文書館、公民館等の文化教育関連施設の被災・救援情報の集約と提供、支援活動を行っているコミュニティ。システム担当として参加。
Code4Lib JAPAN (2010 - )
日本における図書館関連の技術者のコミュニティ。図書館振興財団からの助成(2010年)。コアメンバーとして活動。
DRF技術ワーキンググループ (2009 - 2012年)
日本国内における機関リポジトリコミュニティの技術サポートワーキンググループに参加
CRES共同研究プロジェクト (2007 - )
Web上における情報探索行動や情報要求の構造理解を目指す共同研究プロジェクト。主要メンバーの一人として活動。
(スキル)ユーザ実験, ブラウザログ, 視線計測装置
Next-Lプロジェクト (2007 - )
オープンソースソフトウェアによる次世代図書館システムの開発を目指すプロジェクト。一参加者としてプロジェクトに参画。
ULIS-DL検索システム (2002 - 2003年)
Namazuによるメタデータ検索ツールの機能構築、開発。
(スキル)C言語, Perl, WWW/CGI, HTML, Unix, SGML, Dublin Core
つくば市IT懇話委員 (2001 - 2002年)
つくば市IT事業推進のための学生諮問委員会。図書館相互利用システムやGISの活用等を提案。
LA研究会 (1998 - 2004年)
研究会資料のWeb公開、CD-ROM化、広報補助等を担当。
(スキル)HTML, PDF, 画像変換, Perl
Namazu Project(全文検索エンジンNamazuの開発プロジェクト・コミッター) (1998 - 2000年)
機能テストおよびアクセス機能の追加などを担当
(スキル)C言語, Perl, WWW/CGI, HTML, Unix
Japan/MARC閲覧システムの開発 (1998 - 2001年)
日本書誌Japan/MARCデータ約13年分100万レコードを(学内限定)Web公開。
(スキル)Japan/MARC, C言語, Perl, DBM, 磁気テープ

受賞

第20回情報知識学会論文賞(2023年5月)
『情報知識学会誌』32巻1号掲載の「漢詩の構造化に関する研究 -唐詩作品を中心に」(叢艶との共著)が受賞しました(→詳細
デジタルアーカイブ学会第4回学会賞「学術賞(基盤・システム)」
教科書LODの提供と公開に対して受賞(→詳細)。
LODチャレンジ2021最優秀賞およびプラチナスポンサー賞「オラクル賞」
学習指導要領LODデータセットの提供公開に対して受賞(→詳細)。
第18回情報知識学会論文賞(2021年5月)
『情報知識学会誌』30巻1号掲載の「DOIリンクに基づくWikipedia 上の参照記述における編集者の分析」(吉川次郎, 芳鐘冬樹 との共著)が受賞しました(→詳細
LODチャレンジ2018テーマ賞「LODプロモーション賞」
Poorman's LOD Toolkitの公開に対して受賞。
LODチャレンジ2016テーマ賞「教育LOD賞」
教科書LODデータセットの提供公開に対して受賞。
筑波大学知識情報・図書館学類ベストティーチャー賞(2016年4月)
2015年度の教育活動に関して受賞。
物質・材料研究機構理事長賞貢献賞(2013年4月)
「研究者総覧SAMURAIの開発およびアウトリーチ実績」の貢献に関して受賞しました。
第10回情報知識学会論文賞(2011年5月)
『情報知識学会誌』20巻3号掲載の「タスク種別とユーザ特性の違いがWeb情報探索行動に与える影響: 眼球運動データおよび閲覧行動ログを用いた分析」(江草由佳, 寺井仁, 齋藤ひとみ, 三輪眞木子, 神門典子 との共著)が受賞しました(→詳細
第2回CiNiiウェブAPIコンテスト優秀賞(2010年11月)
開発アプリケーション「ふわっとCiNii関連著者検索」が受賞しました(→詳細

最近の主な著作物

全発表文献一覧は発表文献一覧を参照のこと。

所属学協会

学会等における活動

国際会議等における活動

研究助成金

機関内競争的資金

資格その他

司書資格
図書館情報大学(1998年)
英語
TOEICスコア 925点(2013年)
情報処理技術者
国家2種(1996年)
初級システムアドミニストレータ(1997年)
計算機スキル
(プログラミング言語) C, Ruby, Perl, Unixシェル([kb]sh, [t]csh), Java
(プラットフォーム)UNIX系OSの管理経験を有する: Sun Solaris(2.6,7,8,9,10), Linux(Redhat,Turbolinux etc.), IBM AIX (4.3), SGI IRIX(5.x)

関連リンク


高久雅生 (Masao Takaku)
https://masao.jpn.org/, tmasao@acm.org