初版公開日: 2008年03月26日
最終更新日: 2008年08月30日

JAPAN/MARC関連ツール

以下のプログラムは、国立国会図書館から頒布されているJAPAN/MARCレコードデータを読み取り、プレインテキストに変換する簡単なプログラムです。 無償・無保証・著作権放棄として公開しますので、ご自由にお使いください。 不明な点等ありましたら、mailto:tmasao@acm.org までご連絡ください。

Perl版プログラム

Japan/MARCのレコード構造を読み取り、 文字コードがASCII・ISO-2022-JPからなるプレインテキストに変換します。 スクリプト言語であるPerlで実装したものです。 改造などに適しています。

上記のファイルをダウンロードし、解凍・展開してください。 展開してできたファイルjmarcfilter.plが、 Japan/MARC形式のデータをプレインテキストに変換するプログラムです。 例えば、以下のようにMARCファイルを引数として指定して実行します。

% gzip -cd jmarc-Perl.XXXXXXXX.tar.gz | tar xvf -
% ./jmarcfilter.pl 200201

また、jmarc.plはJapan/MARCレコードを解析するためのライブラリです。 簡単なマニュアルも一応あります...。

C言語版プログラム

上記のjmarcfilter.plの機能をC言語で実装したものです。

上記のファイルをダウンロードし、解凍・展開してください。 展開してできたファイルjmarcfilter.cが、 Japan/MARC形式のデータをプレインテキストに変換するプログラムです。 例えば、以下のようにします。

% gzip -cd jmarc-C.XXXXXXXX.tar.gz | tar xvf -
% cc -o jmarcfilter jmarcfilter.c
% ./jmarcfilter /ap/MARC/JP/200201
..

注意事項

外字について

JAPAN/MARC特有の外字は、既存文字コード体系とのマッピング等は基本的に行わず、空白文字に変換してしまっています(詳細は以下参照)。

なお、JAPAN/MARC で独自に定義されている外字については、適宜変換を行なった1。

1 ÂÎÛÊÔなどは、A, I, U, E, Oに、その他の追加文字は空白文字に変換した。また、JAPAN/MARC では長音(ー)の文字がマイナス(−)記号になっているので、カタカナ・平仮名の直後に現れるマイナス記号は長音に変換した。

(高久雅生. Z39.50に基づく書誌データ検索システムの構築. 図書館情報大学, つくば, 修士論文, 2000, p.14 より引用)

Japan/MARCとは(参考)

国立国会図書館が全国書誌データ領布用に開発したMARCで、1981年4月に領布サービスが開始された。そのフォーマットは、外形式についてはISO 2709 Format for Bibliographic Information Interchange on Magnetic Tape を採用し、内形式はUNIMARCに準拠したものとしているが、日本語の特徴である漢字データとその読み(片かなおよびローマ字表記)とのリンク、あるいは書誌記述中のタイトル、責任表示とタイトル標目、著者名標目とのリンクなど、独自の拡張を施している。また、「日本目録規則新版予備版」を基盤としており(1996年現在)、「同1987年版改訂版」への移行が急務とされている。現在、図書および逐次刊行物のMARCが提供、領布されているが、典拠データの領布も計画されている。

(日本図書館学会用語辞典編集委員会編. 図書館情報学用語辞典. p.84「JAPAN MARC」より引用)

参考文献

全国書誌通信 --国立国会図書館図書部図書整理課編.
国立国会図書館図書部.
マークをうまく使うには:機械可読目録入門 -- 黒澤正彦, 西村徹編.
東京, 三洋出版貿易, 1986, 310p. (ISBN 4-87930-030-6)
マークの使い方について書いてある図書。
Japan/MARCマニュアル:図書編. 第1版. -- 国立国会図書館.
東京, 国立国会図書館, 1992, 129p. (ISBN 4-87582-332-0)
Japan/MARCマニュアルの第1版 。
Japan/MARCマニュアル:図書編. 第2版. -- 国立国会図書館.
東京, 国立国会図書館, 1998, 186p. (ISBN 4-87582-527-7)
Japan/MARCマニュアルの第2版 、第1版よりも付録が充実している。

関連リンク


高久雅生 (Masao Takaku)
http://masao.jpn.org/, tmasao@acm.org