初版公開日: 2001年08月31日
最終更新日: 2008年08月30日
mnewsprint
mnewsprint はメール記事を整形して印刷するためのツールです。
整形にはLaTeX2eを利用します。
お知らせ
- 2004-12-03
- mnewsprint-0.9.1 を公開しました。
- 一文字でのオプション指定がうまく効いておらず、最新のPerl環境で警告表示される問題に対処しました。
- 2004-09-17
- mnewsprint-0.9 を公開しました。
- MIME形式のメール添付に対応し、より適切に整形するようにしました。
- 2003-09-26
- mnewsprint-0.8 を公開しました。
- --psnup, --grayオプションが正しく動作していなかったのを修正しました。
- 2003-04-02
- mnewsprint-0.7 を公開しました。
- Perl 5.6 以上の環境で警告メッセージが出るのに対処しました。
- 2002-06-03
- mnewsprint-0.6 を公開しました。
- --grayオプションを新設し、引用部分のグレースケールの濃さを指定できるようにしました。
- 2002-05-27
- mnewsprint-0.5 を公開しました。
- --psnupオプションを新設し、psnupコマンドへのオプションを渡せるようにしました。
- 2002-05-02
- mnewsprint-0.4 を公開しました。
- 長い行は 78 文字ごとに折り返すように変更しました。(これまでは、80文字ごと)
- Content-Type:ヘッダが「text」だけのメッセージも、テキストとして出力できるように修正しました。
- 2002-04-13
- mnewsprint-0.3 を公開しました。
- 一部のマルチパート・メールの出力がうまくいかないことがあるバグを修正しました。
- 2002-03-13
- mnewsprint-0.2 を公開しました。
- psnup コマンドを利用した2分割での出力ができるようになりました。
- 2001-12-05
- 出力例のPostScriptを公開しました。
- 2001-10-28
- mnewsprint-0.1 を公開しました。
- Pod::Usageに依存していたのをやめました。
- (バージョン番号の付け方を変更しました)
- 2001-10-26
- mnewsprint-0.0.4 公開。
- MIME multipart メールに対応しました。
- 2001-09-16
- mnewsprint-0.0.3 公開。(X-Face に対応しました)
- 2001-08-31
- mnewsprint-0.0.2 公開。(初期公開)
特徴
- LaTeX2eによる比較的きれいな出力。
- 出力するヘッダを指定可能。
- メールの引用部分のみをグレイで色分けして出力。
- X-Faceヘッダの画像を印刷出力できます。
- multipartメールのテキストpartをデコードして出力できます。(Base64, quoted-printableに対応)
出力例
インストール方法
% ./configure
% make
% make install
としてインストールしてください。デフォルトでは、
/usr/local/bin/mnewsprint
man/man1/mnewsprint.1
にインストールされます。
詳しいインストール方法はINSTALLをご覧下さい。
使い方 & 設定
mnewsprint(1)を参照してください。
mnews で使うには ~/.mnews_setup 中に以下のような設定を加えて下さい。
lpr_command: nkf -em | mnewsprint
その他のMUA(Muttなど)でも同様の設定を加えることで使えるようになると思います。
ダウンロード
mnewsprint はGNU Generic Public License version 2に従ったフリーソフトウェアとします。
類似ソフトウェア
- muttprint
- 元々、muttprintを使いたかったんですが、日本語の処理などで不具合があったので、mnewsprintとして一から書き直しました。LaTeX2eの雛型などはmuttprintのものを頂いています。
連絡先
バグ報告・要望・感想などはmailto:tmasao@acm.orgまでお寄せ下さい。お気軽にどうぞ。
高久雅生 (Masao Takaku)
https://masao.jpn.org/,
tmasao@acm.org