... Authors)にも詳細な注意事項が書いてある1
例(組織培養学会の雑誌 In Vitroの投稿規定より):
「細胞系統のデータ:利用した細胞の出所、種、性別、系統、人種、提供者の年齢、細胞系統としてすでに確立したものか、自分で作ってきたものかを明確にしておかねばならない。また、最初に引用する時には、供給者名、その都市、略称をかっこつきで示しておくべきである。特別のテストを行うのに用いた細胞の起源や、提供者の特性の証明書、微生物が存在するかどうかの検出結果などを明らかにしなければならない。細胞培養はマイコプラズマによる汚染状態を調べるために特別な試験を行わなければならないが、それには寒天培養による直接的な方法と染色や生化学的手順による間接的な方法の両方を併用する必要がある。それに使われた手順の簡単な記述と適当な文献の引用を含めるべきである。また、もしそれらの試験が行なわれなかったのであれば、そのことを試料と方法の節にきちんと書くべきである。ほかの特別な生物学的、生化学的あるいは免疫学的なマーカーについても、もしあれば含めるべきである。」
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... 普通の統計的手法そのものについてはコメントなしで使うべきである2
あまり長くその方法について記述すると、著者がその手法について初心者であるという印象をもたれがちである。
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... (特殊なジャーナル3
例: ``South Tasmanian Journal of Nervous Diseases of the Gnat(ブヨの神経病に関する南タスマニアジャーナル)''
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... そこで、よくやる間違いは、ある動作を述べながら、その動作の主体を書きもらすことである4
例: ``To determine its respiratory quotient, the organism was ..., (呼吸指数を決定するために、その生物体は‥‥)'' ここでの主体は生物体でしかないが、生物体がこのような決定を行なえるのかは疑わしい。
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Masao Takaku 平成11年3月12日