実際に定位情報の分析が、 上丘チャンネルで視覚チャンネルと独立に実行されているかの証明は、 上丘チャンネルを破壊して動物の定位能力を調査すれば良いことになる。
この実験にはハムスターを用いる。 上丘の構造を破壊するとハムスターはあらゆる定位能力を失う。 (図2-21)
以上の実験から定位システムと認知システムの2つの別のシステムが 働いているのではないかということを示している。