視覚イメージの処理は特に中心窩にイメージを結ぶ部分に集中している。 錘体の大部分は中心窩に集まっていて、 視覚皮質ではニューロンの50%以上が視野の10%にあたる 中心部の解析にあたっているとされている。
眼の周辺部は中心に比べて光への感度は強いが、 中心窩のように視覚場面の細部や色の情報に対しては反応しない。
このような視覚システムは視野のわずかな部分だけが分析されるので、 パターン認知システムを視野の特定部位に向ける方法を持たなければならない。