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考察

STARTSはサーチエンジンをより統一的にしようとするものだが、 プロトコルに残されている面は多くある。

STARTSプロトコルの重要な目的は、 プロトコルを簡単で実装しやすいものにしておくことである。 例えば、情報資源が送るべきコンテンツの要約は普段使っている転置ファイルのインデクスから用意に生成できることなど。

また、STARTSの仕様ではプロトコルに新しい機能を付けて拡張できる。 例えば、新しい検索フィールドが定義されると、情報資源はメタデータにこの名前を指定するだけでこの新しいフィールドをサポートする。

STARTSの目標はテキストの (textual) 情報資源の検索にあるので、 非テキスト情報は想定していない。 結果的にはこのことでSTARTSの仕様はかなり単純なものとなっている。



Masao Takaku 平成11年3月12日