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まさおのChangeLogメモ / 2007-07-24

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2007-07-24 Tue

* SIGIR 2007 初日

http://www.sigir2007.org/
オランダ・アムステルダムで開催中の国際会議 SIGIR 2007 に来ています。

到着したとたん、空港からアムステルダム市内までの電車と間違えて、逆
方向の電車に乗ってしまう(お決まりの)ミスをしました。
ま、15分ほどで次の Leiden Centraal 駅に着いて、すぐに戻ったので、な
んとかなりましたが。おかげでのんびりオランダのカントリーサイドの風
景を眺められて、とてもきれいで印象的でした。電車の中でとても人なつっ
こい子どもとも遊べた(遊ばれた?)し…。。。

アムステルダムの印象は、さすがヨーロッパの歴史的な国際都市。
とても歴史のある町だということがよく分かる町並みですね。
通りの両側に並ぶビルがいずれも伝統的な雰囲気を感じさせるものでした。

さて、いまいち時差ボケであまり眠れなかったのですが、初日の本会議前
のチュートリアルに参加。
会場は、会議本体の会場であるホテルから歩いて20分ほどのところにある、
アムステルダム大学の構内でした。

「Conducting User-Centered IR System Evaluation」と題した全日チュー
トリアルに参加。他のチュートリアルは全て半日セッションだけど、これ
だけは全日のものだったためか、参加者は比較的少なく、20人そこそこと
いったところ。主にヨーロッパからの参加者が中心。

チュートリアルの担当は、 Diane Kelly@UNC さん。
話題は、実験計画の初歩から始まり、計測値の種別、データ計測の方法、
計測結果の統計的検定手法まで、自身の実験における事例を例にして、最
新の分析手法や資料を示し、会場との質疑を随時行いながら、解説していっ
た。話題全体はどこかでいろいろとつまみ聞きしたものだったが、まとまっ
た解説を聞いたのは初めてだったので、大変参考になった。特に、当たり
前のことながら、実験計画としてのResearch questionから、具体的な実
験計画へとまとめていく流れを事例毎にいくつかの類型に分けて解説して
もらえたので、これまでの研究の流れを考えるのにも、今後の研究の進め
方にも参考になりそう。また、既存研究のサーベイとしても、参照文献リ
ストが入手できたので、帰国したら、少し見ていなかった部分は眺めてみ
る予定。

チュートリアル後はWellcome Receptionということで、City Hallに移動。
あいかわらず壁の花と化してましたが。。。
午後から降り始めた雨に濡れてしまい、ちょっと一日講義に疲れた体には
きつかったので、ホテルに早めに帰って、そのまま寝てしまいました。

あと4日あるので、余裕があれば、また書きます。