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1)語彙力
Newsweek や TIME などの英文時事雑誌を特に大きな支障なく読みこな
すことができるだけの認識語彙力(passive vocabulary)があること。具
体的な目安としては、およそ 1万語から 1万5000語を下限値とする。
2)読解力(文字情報処理能力)
学習者用に編集されていない英文情報(英字新聞や英文雑誌など)を、
80パーセント程度の理解度を確保しながら 160±20 wpm (words per
minute) 程度の速度で安定して読むことができる。必要に応じて読みの
速度を 200-250 wpm 程度にまで上げ、ほぼ的確に大意を把握しながら
「斜め読み」をすることができる。英文の談話構造を的確に分析し、か
つ重要な情報と副次的な情報を識別することができる。
3)聴解力(音声情報処理能力)
一般的な内容について、160±20 wpm程度のナチュラルスピードで発話
された英文情報(学習者用に編集されていないもの)を特に大きな支障
なく理解することができる。
4)プロソディーセンス(言語技術としてのプロソディー認知および運用力)
与えられた文字情報に隠されたプロソディー諸要素を読み取り、これを
ほぼ的確に音読再現することができる。同じく、音声情報についてもそ
の中に含まれるプロソディー信号を的確に感知し、その<意味>を理解
することができる。
実体験を元に(自分自身への戒めの意味も込めて),国際学会発表の準
備,本番などにおいて心掛けていることや,心得など,基本的なものを
列挙しました.
富山 健 (著)