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まさおのChangeLogメモ / 2007-01-18

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2007-01-18 Thu

* URL memo

- メインページ - Wikipedia-Lab: delicious users
Wikipedia研究所は,Wikipediaのダイナミクスやリンク構造を解析することで有用な知識を抽出することを目的とした研究グループ
- 【楽天ウェブサービス】RAKUTEN WEBSERVICE: delicious users
楽天書籍検索API
- Long Tail World: キング牧師「私には夢がある」:I Have a Dream Speech: delicious13 users
- Creole: Home: delicious55 users

* Cultural differences reduce Japanese researchers' visibility on the Web

Nature 444, p.817 (14 December 2006) doi:10.1038/444817a]]
Nature通信欄に掲載された、ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プ
ログラムの総裁、事務局長による書簡。
(ブログ版も参照のこと:)
http://blogs.nature.com/nautilus/2006/12/web_visibility.html

日本人研究者の国際的な研究コミュニティにおける存在感について、論じ
たもの。

ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムは、初めて知ったが、
国際的なグラント機関で日本や欧米を中心に運営されている機関らしい。
http://jhfsp.jsf.or.jp/

・概要
非欧米系の国では、特に日本を例として、研究者が提供する情報が、その
国の言語(日本語)によるものが主となっており、欧米における研究者か
ら「見えない」ものとなっている。
また、書誌データベースにおいても、PubMedなどでのイニシャル表記によっ
て、同姓同名問題の弊害が大きくなってしまい、その研究内容を捉えるこ
とが難しい問題がある。
今日のWebは研究・学術情報の交流にも大きな役割を果たしており、その
中で研究情報を「見える」形で提供していくことが重要。

・感想
同姓同名問題は、今やっている科研費データベースの話でも大きな話題の
一つなので、その解決を促している提案として重要。
ちなみに、同姓同名の問題は中韓の方が厳しい(3割以上が同姓同名持ち)
と聞いたことがあるので、あちらでの動向はどうなっているのかしら?

一方、Webサイトにおいて英語等による国際的な可視性を向上させる話に
ついては、当方も[[公式ページ上の連絡先くらいしか英語にしていないので、
頭が痛い話。地道に英語による研究紹介、ソフトウェアの配布などを図っ
ていく必要があるな…とあらためて自戒。
Referrer (Inside): [2007-03-04-2]

* Current and Future Status of D-Lib Magazine

http://www.dlib.org/dlib/january07/01editorial.html
D-Lib Magazineの新年号のエディトリアル。

1995年の創刊開始から、10年を越え、当初からのDARPA,NSF,CNRIといった
Fund Agencyに支えられてきた運営だが、ここにきて、ますます予算調達
が難しくなってきたとの報告。

選択肢を確認するため、2007年は上半期を隔月発行体制に切り替え、その
後、いままで通りの毎月発行体制に戻すかなどの検討を行うとしている。

また、予算の問題をクリアにするため、10万ドル規模の寄付募集を行うと
のこと。さらに、広告、著者への掲載料の徴収といった選択肢も検討中と
のこと。

--
D-Libは電子図書館関連についての重要な論文、事例報告が多く載ってき
たオンラインマガジンで、貴重な存在なので、なんとかならないものか。
これまで、日本からの投稿は少ないものの、多くの影響を与えてきたもの
でもある。
Referrer (Inside): [2008-01-25-3]