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まさおのChangeLogメモ / 2008-01-25

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2008-01-25 Fri

* D-Lib Is Being Brought to You by...

http://dlib.org/dlib/january08/01editorial.html

昨年[2007-01-18]に報告されたD-Lib Magazineの資金不足問題は各種図書
館や基金、企業等からの援助により、解決したとの報告。
援助機関はD-Lib Allianceという賛助機関連合を組織して、ここに参加し
てもらう形をとったとのこと。現在までの参加機関を種別毎に見てみると、
以下のとおり:

(図書館・学術関連団体)
Australian National University
Columbia University Libraries
Corporation for National Research Initiatives
Florida Center for Library Automation
Harvard University Library
Nanyang Technological University
National Library of New Zealand
Rutgers University Libraries
Syracuse University Libraries
University Libraries of Notre Dame
University of California San Diego Libraries
University of Maryland Libraries
University of Pittsburgh University Library System
University of Washington Libraries
Center for Computing in the Humanities, King's College

(企業)
CrossRef
EMC Corporation
King's Digital Consultancy Services
The Business Glossary
Ex Libris

大部分はアメリカの図書館情報学関連大学やイギリスの関連機関、企業群
のようだけど、オーストラリア国立大学やシンガポールの南洋工科大学等
からもあった模様。

* 出版業界の危機と社会構造 [book]

以前に出版した2作品と合わせて「出版状況論」3部作となるべく最後の作
品とのこと。既刊2作で概要を述べたということで、2001年以降の状況を
つぶさに追っている。

「仏壇にばかり着目して仏である本を見ていないのではないか」という著
者の叫びが印象的。

タイトルにあるとおり、前半では出版業界の近況を述べ、後半では出版書
店業に代表される中小業を押しつぶしつつある社会的状況に言及している。
後者は昨年読んだ『ファスト風土化する日本』(amazon:4896918479)で
展開された話題と同様のもののように感じた。

出版業の構造などに関する考察は本書にはなく、前2作を紹介するだけな
ので、この本だけでは全体の論旨はつかめない。
前2作を読まずにこの本だけを読んだので、いささか全体像を把握できて
いない。とりあえず前2作をすぐにでも読んでみたくなった。
-『出版社と書店はいかにして消えていくか』
-『ブックオフと出版業界』
Referrer (Inside): [2009-01-03-1]

* アクセスログ

さくらインターネットのレンタルサーバでは、アクセスログの保存機能が
あるのだけど、これはユーザ容量が80%を越えるとアクセスログ保存がさ
れなくなるという制限があるらしく、それにひっかかっていた模様。

現在の契約はスタンダードプランで1GBの容量があるのだけど、昨年末の
12月16日から、アクセスログが保存されていなくなっていた。
最近は Google Analytics に頼っていて別に生アクセスログを見ることも
なくなってしまっているのだけど、これは悩ましい。。。

そろそろ1GBの容量では逼迫しつつあるので、契約変更を考えるべきだろ
うなあ。

ただ、さくらのサービスでは現在のホスト名やアカウントなどの設定をひ
きついでのプラン変更ができないという制限があるので、契約変更も面倒
で躊躇している。
Referrer (Inside): [2008-04-30-1] [2008-01-31-1]