昨日、プレミーティングなるものに顔を出してきました。
外から見ている限りでは何を目指しているのか、やはり良く分からない面
が多かったので、それを確認し、どのような点に取り組みたいのかを見る
ためでもあります。
結論から言えば、まあ、誰かがやらなければならないお仕事だと思います
が、成算のほどは微妙な気もします。。。
なにはともあれ、原田先生のやる気を確認し、成算の程を伺ってきました。
22日のキックオフミーティングにて60分ほどの全体像の説明をしてくれる
そうです。
帰ってきてから考えたのですが、個人的にやはり、バックエンドとフロン
トエンドの部分をうまく分離した上で、きれいなデータモデルを示すこと
ができれば、きちんとした図書館システムにはなるとは思います。
打ち合わせの場でも少し口を出しましたが、問題はバックエンド(運用系)
のシステムの方の動作検証、テストなどを OSS の形できちんと行えるか
どうかという部分でテストに協力してくれる図書館が声を上げてくれれば、
先は明るそうかなという気はします。
日図協といった業界団体の協力が得られるのであれば、小規模館を対象と
した試験運用を行なえるかもしれませんが。
あと、利用者サービス系は夢が広がってしまうのですが、UIをどうするか
は、まあ好きにさせた方が良いと思います。蔵書管理のデータモデルをき
ちんとオープンにしておけば、どうとでもなるでしょうし。
ただ、問題はみんなの納得する蔵書管理システムのデータモデルは無さそ
うだという点かなあ…。
コミュニティモデルで行くとすれば、
・Rough concensus, running code
・Benevolent dictator
といった雰囲気作りが重要だろうとは思う。
まあ、全く違うモデルで行くという手もあるだろうし、仕様から作り始め
ている現状からして、違うモデルで進行してはいるのだけど。
そちらの方が現実的ならばその道を行くというのはアリだとは思いますが。