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まさおのChangeLogメモ / 2004-06-07

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2004-06-07 Mon

* バッドノウハウと TeX と書籍組版

http://d.hatena.ne.jp/apkz/20040322#p1
(1) TeX は書籍組版用のシステムである。
(2) 書籍組版の世界と云ふのは、まさに「バッドノウハウ」の魔窟であ
る。専門家以外は全く手出しできない。この意味で、書籍組版は「恐ろ
しく奥が深い」世界である。
(3) TeX は優れた設計・実装を持つ。従来は専門家以外は手出しできな
かつた書籍組版を、一般の人でも何とか使へる程度に一般化した。それ
なりに使ひ易い環境を提供した。その証拠に、組版のノウハウを持たな
い人でも、たつた数日間学習しただけで、非常に読み易い紙面を実現で
きる。特に、欧文・数式の読み易さは、そこらの組版技術者が裸足で逃
げさうなほどの高品質である。つまり、TeX は、書籍組版と云ふ「恐ろ
しく奥が深い」システムに対する、それなりに優れた「グッドラッパー」
である(グッドラッパー:→バッドノウハウからグッドラッパーへ)。
(5) 複雑怪奇なのは TeX ではなく、書籍組版である。悪いのは TeX で
はなく、書籍組版である。
(6) 書籍組版の複雑怪奇さを指摘せずに、TeX を「バッドノウハウの温
床」とするのは、適切でない。実際のところ、TeX は書籍組版の持つバッ
ドノウハウの大半を解消してゐる。むしろ評価されるべきだ。
(7) (TeX ではなく)書籍組版を「バッドノウハウの温床」とすること
については、異論なし。

TeXの複雑さの元凶が書籍組版であるという視点は重要な気もする。

ただ、Knuth も言っているように日本語組版は欧文組版よりも更に魔窟度
が高いため、既に「LaTeXはそれなりに優れた『グッドラッパー』」とは
言いづらいのではないか…。。。
日本語組版のグッドラッパーも必要か。

あ、ここで言う「書籍組版」とはそういうレベルの話ではないのかな??

どちらにしろ、書籍組版の魔窟の世界を知らないのでなんとも言えない。

* 東大OLK大会LAP

「ラップコンバット2用データ」の生データはXML形式のようなので、そ
のままコピーしておく。

<runner name="高久雅生" id="7041" ecard="64172" start="10:42:00" result="0:56:14" rank="23"><leg index="1" laptime="00:04:58"/><leg index="2" laptime="00:08:20"/><leg index="3" laptime="00:04:56"/><leg index="4" laptime="00:09:25"/><leg index="5" laptime="00:02:42"/><leg index="6" laptime="00:02:42"/><leg index="7" laptime="00:08:46"/><leg index="8" laptime="00:07:27"/><leg index="9" laptime="00:02:31"/><leg index="10" laptime="00:03:06"/><leg index="11" laptime="00:01:21"/></runner>

これを見る感じだと、以下のような情報だと思われる。

トータル: 56:14 (23位)
△→1: 00:04:58
1→2: 00:08:20
2→3: 00:04:56
3→4: 00:09:25
4→5: 00:02:42
5→6: 00:02:42
6→7: 00:08:46
7→8: 00:07:27
8→9: 00:02:31
9→10: 00:03:06
10→F: 00:01:21