http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/nasca19/
科博の特別展を観覧。
昨年に開催されたもののアンコール出展だったらしい..
トッパンによるVR飛行技術が良かった、という話を聞いていたので、平日
午前の入場者が少なそうな時間帯を狙って、行ってみた。
相変わらず人は多いが、身動きとれないというほどでもなく、まだマシか。
「地上絵」に限らずナスカ文明全般の解説と展示が概要を説明しており、
楽しく観れた。
とくに、鮮やかな彩色が残る土器やユーモラスな表情を見せる偶像には、
今にも当時の様子がよみがえりそうな味わいがあり、興味深かった。
子どものミイラも印象深く感じた。
肝心のVR映写は、プロジェクター3台を並べて投影するもののようだった。
13分ほどの映像を、たまたま3回ほど立て続けに見てみたが、なんだか機
械の調子が悪いようで、最後のほうは左端の1台分の描画が途中で途切れ
てしまう不調にみまわれている様子だった。
それとは関係ない部分では、解像度の関係からか、下方や端の方の映像は、
ピントが合っていないように見え、カクカクとした機械的な様子で、若干
改善の余地がありそうな気はした。
まあ、地上絵とかはともかく、空の様子とか、岩石の模様などはキレイで、
十分に楽しめたけど。