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戦時中のある思想犯の家族を描いたもの。
「吉永小百合、川口に帰る」と宣伝されていて、スキップシティのセット
で撮っているのを見かけたので、観てみた。
レイトショーで6人しか観客がいなかったが…。
いわゆる反戦映画としては定番の展開、あまりにべたな演出が鼻についた
が、思わず泣いてしまった。涙もろくなってないかと心配…。
あと、それは言ってはいけないお約束なのだとはおもうが、吉永小百合が
若い母親を演じるのはさすがに無理があるように感じた…。子役の方は、
一部にぎこちない演技もあったものの、全体に明るい演技で癒される感じ。
スキップシティにぽつんと建っていたセットは、やはりあまり奥行きが感
じられず、想像通りとはいえやや残念。
そもそも家族が住んでいる地域が具体的に描写されていないのも不自然な
感じでちょっとよく分からない。原作を読んだほうがよいのかもと思った。
あと、エンドロールが短くて驚く。ほとんど編集とかしてないのかしら。