ちょうど十字軍が起こった時代、中世のビザンチン帝国を舞台にした皇帝
の長女を主人公にして、母・祖母・弟との確執を描いた小説もの。
ちょっと体調を崩して寝込んでいたので、気楽に読めるものと思って手に
取ったけど、どちらかと言えば、小学校高学年から中学生くらい対象の、
子ども向けといった編集のものだった…。
弟と帝位を争って修道院に送られ、そこで父皇帝の伝記を書いたという、
歴史上に残る数少ない女性歴史家という実際の史実を元にしたものらしい。
その部分や、題材としてとりあげられることも少ない時代・地域なので、
とても興味深いのだけど、子ども向けなのがなんとも。。。