「学歴」をテーマとして書いたエッセイをまとめたもの。
世の中が学歴による出自に影響をうけているという学歴社会に対する思い
を述べている。
基本的に、著者の学歴に対する屈折した思いを吐露しているだけなので、
とくに見るべきものは無い。
こういう人もいるんだなあとテキトーに読むのが正しい姿かと思う。
唯一、最後の章の赤羽育ちというところでとても親近感が湧き、その自嘲
気味の説明が面白かった。高校もおんなじだし。。。
彼の不幸は早稲田大のような有名校に進学してしまったことなのかなあ。
よくわからないけど…。