エドワード・ウィルソンなるCIAの諜報員を主人公としたスパイ映画。
キューバ革命や第二次大戦から戦後といった時間軸を交互に行き来する展
開で、時系列を追うのに苦労する。
ほとんど先入観無く見たが、最後にロバート・デニーロ監督・プロデュー
ス作品とわかり、なんとなく納得。全体の暗さや複雑な心理描写はデニー
ロが好きそうな雰囲気で、彼自身が若ければいかにも好演しそうな主人公
だと思った。マット・デイモンの若さは逆に歳を経ての演技が見るからに
苦しい感じで、無理があるかな、と思わなくもなかった。
「地球最後の男」の昨年公開の映画版。
原作を読んだとき
[2008-12-28-2]に思ったとおり、原作だけ読めば十分の
駄作だった。
そもそも一人しか残っていない男だけでは、ストーリー解説にも苦労する
始末で、セリフ回しなどを自然におこなうために犬を導入したりする工夫
のあとはあるが。。。
さらに、肝心のストーリー展開も原作を踏襲しておらず、単に地球最後の
男という設定だけを使った別作品と言ったほうがよいかと思うほど。ハリ
ウッド特有の強引なハッピーエンドがこじつけ感をさらに強くしていた。
自宅から西新井橋まで往復だけ。
・走行距離: 7.63km
・走行時間: 30:32
ひさびさだったので自重して、ポタリング程度にとどめて、帰省やお正月
疲れなどを癒すことにする。