昨日、今日と毎年恒例の情報知識学会の春の研究報告会でした。
「Web情報探索における視線データの予備的分析」というタイトルで発表
しました。昨年からやっている共同研究でのネタですが、このグループで
の研究内容を外部で発表するのは初めてでしたので、少し緊張しました。
スライドは以下に置いておきました。
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../pub/2008/jsik2008-slides.pdf
予稿の方もJ-STAGEでそのうち公開されると思います。
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http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsik/-char/ja
反省点としては、なにより序盤のイントロのところで、事前準備の段階で
話さないことにしていた説明をしはじめてしまって、時間が2分ほどオー
バーしてしまったこと。
ほかにも、若干言い間違えた箇所があったりで、発表そのものは微妙なと
ころでした。やはり準備をもう少しはやく始めないとだめですね、とあら
ためて反省をしつつ…という感じです。
なお、別件ではあるが、ARGの岡本さんが折りよく、プレゼンテーション
の心構えについて、かなり踏み込んだ発言をしていたので、肝に銘じたい:
こと個別の研究発表やパネルディスカッションの前の個別報告では、時
間厳守は絶対的なことと思う。与えられた時間内で自分が語るべきこと
を語りきれる自信、あるいは語りえないことを切り落とす勇気と準備が
ないのであれば、そういう人は発表や報告をすべきではない……。と言っ
てしまうと身も蓋もないので、せめて、こう言いたい。発表する以上は
何度でも予行練習を、と。
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080525/1211727053
内容的にも予備的な報告でしたので、物足りなく思われた方もいたかもし
れません。次はもう少し本格的な内容に踏み込んだ話をしたいと思ってい
ます。
あと、当日は自分の発表をビデオに撮ってみました。発表の様子をビデオ
で撮るのは実は初めてでしたので、面白かったです。YouTubeに置いてみ
ようかと思ったのですが、他の参加者がかなりの程度写り込んでしまって
いるようだったので、すなおにあきらめました。まあ、研究データなどが
著作権等にかからないようなものの場合、次世代学術コミュニケーション
と称して、ああいったサイトを活用してみるのはアリかもしれませんね。