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まさおのChangeLogメモ / 2005-07

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2005-07-31 Sun

* skk-auto-insert-paren+skk-isearch

skk-auto-insert-paren が on の時に isearch で"「"を検索しようとし
て [ を押すと、"「」"が入ってしまう。

isearch 時は off になってて欲しい。

* jbibtex+wrap

jBibTeXは長いエントリがあると途中で適宜 wrap するようになっている。

ところが、\url{http://...} などと書いていると、行の最後に % を出力
して途中で勝手に wrap してしまう。。。

jbibtex.ch なるソースファイルを読んでいると、max_print_line なる変
数で制御している模様。これはなんとかならないか…。。。

TeX Q&A掲示板にも投稿があったが、
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/{13101-13106}.html
>はい,変更前後の bbl ファイルの diff もとってみましたが,まったく不変でした.
>texmf.cnf の修正が反映されていないのでしょうか.不思議です.

ソースを見ると、max_print_line は (j)bibtex では
Kpathsearch で読みとるようになっていませんでした。
従ってオリジナルの bibtex.web で定義されている 79
を変更することはできないようになっています。失礼
しました。

しょうがないので、手元でソースから jbibtex だけコンパイルして実行
しなおす。

% tar zxvf ~/src/tetex-src-3.0.tar.gz
% cd tetex-src-3.0
% ./configure --prefix=/usr
% cd /texk/web2c/
% vi bibtex.web
% diff -u bibtex.web.orig bibtex.web
--- bibtex.web.orig 2005-07-31 14:24:41.984853344 +0900
+++ bibtex.web 2005-07-31 14:25:00.308067792 +0900
@@ -396,7 +396,7 @@
 @<Constants in the outer block@>=
 @!buf_size=1000; {maximum number of characters in an input line (or string)}
 @!min_print_line=3; {minimum \.{.bbl} line length: must be |>=3|}
-@!max_print_line=79; {the maximum: must be |>min_print_line| and |<buf_size|}
+@!max_print_line=256; {the maximum: must be |>min_print_line| and |<buf_size|}
 @!aux_stack_size=20; {maximum number of simultaneous open \.{.aux} files}
 @!max_bib_files=20; {maximum number of \.{.bib} files allowed}
 @!pool_size=65000; {maximum number of characters in strings}

% make
% tar zxvf ~/src/ptex-src-3.1.8.1.tar.gz
% cd ptex-src-3.1.8.1/
% ./configure EUC
% make jbibtex

2005-07-30 Sat

2005-07-29 Fri

2005-07-28 Thu

2005-07-27 Wed

* firefox+plaintext

なぜかうまく動いていない気配。

Bugzillaを探してみると、以下で実装されない決定がなされた模様。

The PLAINTEXT element is not implemented:
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=38176

理由は HTML1.0 で既に Obsolete elements だったから、というもの。
http://www.w3.org/MarkUp/1995-archive/html-spec.html

2005-07-26 Tue

* WikiMedia (meta-keyword)

全然気付いてなかったけど、Wikipediaのエントリは自分へのリンクの良
さげなものを10個ほど選んでキーワードに自動的に挿入している模様。
判定していて気付いた。

2005-07-25 Mon

* ScentTrails

Integrating Browsing and Searching on the Web:
doi:10.1145/937549.937550
リンクアンカーの強調表示によるブラウジング支援についての論文。

・書誌事項:
Christopher Olston, Ed H. Chi:
ScentTrails: Integrating Browsing and Searching on the Web.
ACM Transactions on Computer-Human Interaction, Vol.10, No.3,
pp.177-197, 2003

・概要:
検索時のキーワードに関連するリンクアンカーを強調表示することで、検
索・ブラウジング時双方でのユーザパフォーマンスを改善する手法
ScentTrails についての提案。

2005-07-22 Fri

2005-07-21 Thu

2005-07-20 Wed

2005-07-15 Fri

2005-07-14 Thu

2005-07-13 Wed

* 初めての経験

delicious に登録しようと思ったら、2ヶ月くらい前に既に登録済だった…。

これ:
http://www2.aasa.ac.jp/org/lib/j/issues_j/plam/plam_j.html

哀しい感じ…。
メモったら、読まなきゃなあダメだなあ。

2005-07-12 Tue

2005-07-11 Mon

2005-07-10 Sun

2005-07-08 Fri

2005-07-07 Thu

* Online Duplicate Document Detection

Signature Reliability in a
Dynamic Retrieval Environment: ([2005-07-05]読了)
doi:10.1145/956863.956946
商用DBのニュース記事の重複の自動判別手法についての論文。

・書誌事項:
Jack G. Conrad, Xi S. Guo, Cindy P. Schriber: Online Duplicate
Document Detection: Signature Reliability in a Dynamic Retrieval
Environment. In Proceedings of CIKM2003, pp.443-452.

・概要:
ALLNEWSというニュース記事の商用DBのデータ5000万件ほどのデータを使っ
て、シグネチャベースの重複記事の自動判別手法を提案し、更に日々の更
新に対してのシグネチャの安定性について実験を行っている。

シグネチャには以下の情報を使用:
完全一致の場合: 文書長 + { IDF上位6語(とその出現位置) }
非完全一致の場合: 出版日付 + 文書長 + { IDF上位n語 }

シグネチャをハッシュ化して使おうとした場合、IDFを使ったシグネチャ
は数ヶ月で数十万語が追加される商用DBでは、スピアマンの順位相関では
それほど変わらないものの、シグネチャのレベルでは相当な変化が起きる
ので、そのままでは安定性が悪い。

・感想:
とりあえずWEBタスクとの関連で、重複についての文献を探して読んでみ
たのだが、商用DBのニュース記事が対象ということで少し趣が違った印象。
論文の書き方もいまいち分かりづらいのが難点。
結果としても並外れて良いという訳ではなく、何を主張したかったのかが
良く分からない焦点のぼやけた論文になっているように感じ、少し期待外
れでした。

まあ、収穫はIDFベースのシグネチャを使うというアイデアを知ることが
できたくらいか…。

* The Perfect Search Engine Is Not Enough

A Study of Orienteering
Behavior in Directed Search: (2005-06-27読了)
doi:10.1145/985692.985745
ユーザ検索行動の調査結果を報告した論文。

・書誌事項:
Jaime Teevan, Christine Alvarado, Mark S. Ackerman, David R. Karger:
The Perfect Search Engine Is Not Enough: A Study of Orienteering
Behavior in Directed Search.
In Proceedings of CHI2004, pp.415-422. (2004)

・概要:
一般的な情報探索行動がどのような形で行われているかを調査するため、
MITの計算機科学専攻の学部生15名に対して、日々の検索行動をインタビュー
形式で調査したというもの。

キーワード検索を用いない「オリエンテーリング」と定義される検索行動
を確認しようとするもの。
これは、例えば「ある教官の研究室と内線番号」が知りたいという検索要
求があった場合、「(教官名), 内線番号」といった検索質問でキーワード
検索するのではなく、まず学科のページへ行き、その中の教官一覧のペー
ジから、該当の教官のページに行き、そこに書いてある内線番号を探す、
といった戦略のこと。

対象となる検索行動を、その手法、メディアを問わずに調査したのが特色。
例えば検索手法としては、キーワード検索だけでなく、なんとなくブラウ
ジングして検索するなどの様々な手法も対象にした。
またWeb検索だけでなく、メールの検索、ローカルファイルシステムでの
検索といった検索者の手元で行われる検索行動も調査した。

結果は、半数以下(46.3%)の検索行動ではキーワード検索は用いられな
いとの結果を得た。
また、filer/piler(整理屋/積み上げ屋)といった個人の特性による違い
についても比較を行い、filerの方がキーワード検索の戦術を取ることが
多い点などを報告している。

その意義を「検索者は検索目標を完全に特定する必要がなく、
文脈情報を利用できる点が有用なのだろう」と考察している。

・コメント:
オリエンテーリングがタイトルに入っているというだけで読んでみたくなっ
た論文…。

興味深い実験手法と結果が得られているように思える。
つまり、ユーザの検索要求そのものにアプローチできているように感じた。

「計画と制御」(by Shin Murakoshi)に基づく行動を日頃から取ってい
るというのは、言われてみればその通りだが、きちんとそのデータを取る
実験を行ったというのは有意義だろう。

また一方で、情報提供者や検索システムの側でこういう検索行動をサポー
トするにはどうしたら良いのか?といった疑問に答えるための研究が必要
なのではないかと思った。
Referrer (Inside): [2005-10-21-4] [2005-10-17-2]

2005-07-06 Wed

2005-07-05 Tue

Referrer (Inside): [2005-07-07-2]

2005-07-03 Sun

* 大学の授業 [book]

川口市の図書館で今日借りてきて早速読んだ本。

千葉大学の教育学部で「道徳教育」を行ってきた筆者が自身の独特の授業
方法を元に、大学生の教育法の改善を提案。

大学生は、読み書きの方法がまるでできていないから、その基礎を集中的
に鍛え、個々の具体例に当たってきちんと自分の意見を言えるようになる
ための訓練が重要との信念に基づいた実践と提言。

抽象論に陥らないよう、ノートの取りかた、リポートの書き方の指導を中
心とした厳格な授業法は革新的に思えた。
いわゆる『お勉強』ではない『研究法』をきちんと教えるには、こうする
しか無いのかもしれない。

また、いわゆる大学生を対等な大人と見なすような現代的な観点からは、
相当にアクの強いものと受け取られるかもしれない。しかし、現実の大学
の惨状を見るにつけ、ここで展開される筆者の「大学の授業」観は、「怠
惰な」「たるんだ」大学生を立て直すための手法として有効なのかもしれ
ない。

少なくとも、一大学に数人はこういう厳格な授業を(少なくとも1・2年次
あたりで)する御仁がいてくれると、最低限のルールを学べていいだろう
なあ、と自分の経験からも思った。

大学で授業を行う一人として、非常に耳が痛い面も多いが、具体的な授業
法を示すという意味では、貴重な一冊。

* 東大教授の通信簿―「授業評価」で見えてきた東京大学 [book]

先週、ジュンク堂で買ってきて読んだ本。

東大の教養学部での授業評価を行った際の経験について述べた本。

なんだか全体の文体が傲慢な「オレ様」口調なのが気になった。
もっと真面目に書けば、素直に読める部分もあるのに、不必要にアジって
いるのが読んでいて、不愉快。
Webで少し検索してみると、著者は東大内ではその物言いが評判の名物教
授として知られる存在らしい。しかし、そんな内輪受けに関係なく、素直
に筆を進めるべきだったのではと思う。

東大では1・2年次の授業は全学共通で、教養学部が担っているらしいが、
ここでの評価が進路となる専攻の決定時に大きく関係するとのことで、様々
な分野からなる巨大な教養学部の評価を統一するという難しさが出ていて
興味深い。

まあ、そういう点だけは参考になるが、金払ってまで読む本ではない。

* 恐るべきお子さま大学生たち―崩壊するアメリカの大学 [book]

川口市の図書館で今日借りてきて早速読んだ本。

アメリカの大学生事情について、著者の身のまわりの話を中心にまとめた
もの。

感想としては、アメリカも同じなんすか…。変わらんねえという感じ。

というか日本よりも、
・ずっと権利意識が強い国民性
・いわゆるエリート大学と教育大学とに役割分担がはっきりしている
という理由から、さらにややこしい問題になっている気がする。
教育の評価とかなったときに、学生のご機嫌うかがいをいなきゃいけない
とか、厳しい話やねえ。

筆者は元ジャーナリストで西海岸の公立大学で教鞭についた人で、本書で
は、その本名・勤務先を匿名にして話を進めている。これが実際の大学名
などを出していればもっと説得力があったろうに。

2005-07-02 Sat

サイクリング走行距離メーター
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