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まさおのChangeLogメモ / 2009-06

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2009-06-27 Sat

2009-06-25 Thu

* 第1回SPARC Japanセミナー2009

・日時: 2009年6月25日(木)13:30-16:00
・場所: 国立情報学研究所 12階
・URL: http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2009/20090625.html

・長神さん: 「禁欲的な図書館に想うこと: サイエンスコミュニケーター
からのメッセージ」

科学広報や一般向け科学イベントに対応するサイエンスコミュニケーショ
ンの立場から、図書館や学術情報流通に対する微妙な立ち位置からの視点
で講演。図書館が持つデータや人々、機能を科学技術政策に役立てること
を考えたい。長神氏が期待するものとして挙げたもの: 1)市民が持つ科
学へのニーズの吸い上げ、2)学問体系の提示方法(つなぐ機能)、3)科
学情報の共有・発信(一般人の科学へのコミット; アマチュア科学者へ)、
4)情報発信の場、5)書誌関連情報のサイドコンサルテーション。
eScienceの応用方向性として「Community-based research」といった分野
をeScienceリポジトリの新しいあり方になるのではないかと示していた点
に感銘を受けた。

・轟さん: 「だからセルフアーカイビングはやめられない!」

つづいて、NIMSの轟氏がセルフアーカイブの権化としての立場からの轟節
炸裂。「恩返し」としての啓蒙活動について述べたあと、キラーアプリケー
ションとしての機関リポジトリについての期待を述べた。
IRへの期待としては、「研究論文の青田刈り」機能として、研究者のスケ
ジュール管理のサポートまで見据えたリポジトリ上への参画に言及した。
一応、NIMS eSciDocに対する対応点として、この点は原稿の執筆段階、締
切から出版までのスケジュールの中に入り込んでの支援を具体的に一機能
としてサポートできる可能性はある。たとえば、バージョン管理リポジト
リ連携機能や、時系列情報とのマッピングやiCal連携機能の開発という形
で技術的には十分に可能だとおもう。

2009-06-12 Fri

* CiNiiワークショップ@NIIオープンハウス2009

今年のNIIオープンハウスは職場でのセミナー開催と重なってしまったこ
ともあり、2日目だけの参加となった。

昨年のワークショップ[2008-06-07-1]から一年、4月の新CiNiiリニューア
ルを経て、ますます利用者を集めるキラーコンテンツとして好評なCiNii
に関しての議論の場、APIコンテストという新しい試みの発表の場として
設定されたのが、今年のCiNiiワークショップ。

面白そうだなあと思って真っ先に申込をしたところ(受付番号:5番!!)、
トークセッションでの講演依頼を受けてしまった。
ところがワークショップ当日までほとんど準備できずに迎えてしまい、午
前中のワークショップをさぼって、プレゼン準備をしたりとどたばたで、
ほとんどまとまりのないままの発表となってしまった。なにより設定時間
を相当にオーバーしてしまったという点で大反省している。

講演内容としては、APIに期待すること、自分ならこうする等といったテー
マを設定されていたが、いろいろ考えた末に、

いまのCiNiiをどう使っているか?これからどう使うか?
―実装者、利用者の観点から―

と題して、CiNiiの利用者の立場から、API利用を前提とした現場での活用
の立場からのリアリティを伝えられればと思って、これまでの利用シーン
の中で思ったことを中心に話させてもらった。
一応、発表スライドは以下に公開してあります。
../pub/2009/cinii-workshop-slides.pdf

終了後に何人かの方とお話ししたところでも、またいろいろなアイデアを
もらいました。大変有意義でした。ありがとうございました。

今回のワークショップでは、なにより他の講演者の方々はまさに新進気鋭
揃いという雰囲気で、一緒にお話できるまたとない機会ということで、と
ても楽しみにワクワクしていた。特に當山さんにお会いするのは初めてと
いうこともあり、とても楽しみであまりに興奮しすぎたか、準備が抜けて
いたか、『集合知プログラミング』を持参し忘れてサインをもらいそこね
てしまった。。。

2009-06-10 Wed

* 今日のサイクリング

四ツ木橋まで往復。

・走行距離: 8.79km
・走行時間: 32:51

昨日とほぼ同様の心地良い気温だが、風が強く、ときたま雨粒がぱらっと
くる感じ。

明日からしばらくサイクリングできなそうなので、すこしだけ走っておく。

2009-06-09 Tue

* URL memo

- TR Links - Science - Thomson Reuters: delicious16 users
TR Links Article Match Retrieval Service allows for a real-time lookup of bibliographic metadata such as DOI, author, source title, etc., against the Web of Science database (using the institution's subscription entitlements).

* 今日のサイクリング

四ツ木橋まで往復。

・走行距離: 8.67km
・走行時間: 0:30:15

寝不足のまま、一ヶ月ぶりのサイクリングへ。最後は若干ふらふらしたけ
ど、満月に近いのかやけに明るい夜道だったので、気持ち良く走れて意外
とスッキリとした感じ。

2009-06-05 Fri

2009-06-03 Wed

* 科研費不採択・審査結果通知

昨年の秋に出した若手Bの研究課題は不採択となったのだけど、その審査
結果の通知が先日に来ていた。記録のため、ここに記す。

○若手研究(Β): 採択件数6487件(応募23355件)
○図書館情報学・人文社会情報学: 採択件数 8件(応募26件)

不採択課題のなかでのおおよその順位: A(上位20%)

(評定要素ごとの審査結果; 4段階評定の平均点)
・研究課題の学術的重要性・妥当性   3.33
・研究計画・方法の妥当性       3.67
・研究課題の独創性および革新性    3.00
・研究課題の波及効果および普遍性   3.67
・研究遂行能力および研究環境の適切性 3.67

昨年度の不採択審査結果[2008-06-16-1]を参考にしながら見ると、今年度
の方が評点としては有望で、昨年度のがダメダメだったかというのがよく
分かる。

これは昨年度の不採択課題が「アイデア一発モノ」といった趣きのかなり
萌芽的な要素の強いトピックだったのに対して、今回の課題はオーソドッ
クスなトピックをテーマにして、堅実な内容にまとめようとしたからだと
思う。
研究内容に合わせて細目も図書館情報学に変えて、さらに何人かの人に読
んでもらってアドバイスをもらったりしたのはだいぶ効いた気はする。
ただし、所属異動のどさくさ直後だったこともあり、練りが足りなかった
からか、「予算計画に整合性が無い」との評定コメントが付いた(初めて
目にしたコメントだ…)。

あと、審査結果そのものよりも、図書館情報学細目での若手Bへの応募者
がたったの26人しかいないという少なさも気になる(下手すると全員列挙
できそうな人数だし)。もう少し応募者が増えると、採択件数も増えて、
うれしいのだろうけど。。。
サイクリング走行距離メーター
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