リンク: [ホーム] [自己紹介] [リンク集] [アルバム] [ソフトウェア] [発表文献] [その他]

まさおのChangeLogメモ / 2008-04

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

2008-04-30 Wed

* 今月読んだ本

今月も、年度末のどさくさや原稿締切などに追われてほとんど読む時間が
とれなかった模様。。。

6冊:
[2008-04-01] 書物の日米関係
[2008-04-12] 母べえ
[2008-04-13] ジェネラル・ルージュの凱旋
[2008-04-15] 人名の世界地図
[2008-04-22] 公共図書館の論点整理
[2008-04-29] 戦争の経済学
Referrer (Inside): [2009-01-03-1]

* さくらインターネット内でお引っ越し [website]

以前[2008-01-25]にも書いたとおり、さくらインターネットのスタンダー
ドサービスの 1GB では容量が足りなくなってきていて、写真などのデー
タを整理して公開しようとするたびに手が止まってしまうので、しかたな
く、プレミアムサービス 3GB にお引っ越し。

さくらインターネットではプラン変更という形では不可能なようなので、
別契約を追加しつつ、手で移動していくことにする。

cf. 「さくらのレンタルサーバ」でプラン変更はできますか?
http://faq.sakura.ad.jp/faq/1032/app/servlet/qadoc?000040-1

1. プレミアムサービスの追加登録を申し込む。

しばらく待つと、「さくらインターネット仮登録完了のお知らせ」という
メールで、サーバパスワードと支払情報などが届く。
(今回は申込から15分ほどしてから、届いた)

まずは、ログインできることを確認する。

DNSの伝播がされていないので、コントロールパネルから「サーバ情報の
表示」〜「サーバに関する情報」を見て、www1462.sakura.ne.jp などの
ホスト名にアクセスする)

2. パスワード変更

コントロールパネルからパスワードを変更できるので、初期の仮パスワー
ドを念のため変更しておく。

3. SSH公開鍵

ログインしたら、 ~/.ssh/authorized_keys に普段の開発用マシンの公開
鍵を設置して、公開鍵認証できるようにする。

4. rsync

手元のマシンの public_html を新サーバの ~/www に rsync する。

5. ドメイン設定

コントロールパネルから「ドメインの設定」〜「ドメイン名の追加」を選
択し、テスト用にドメインを追加してみる。

masaotest.jpn.org

さらに続けて、このドメインをエイリアス設定として使用して、/masao
を使うよう設定。

転送したページが表示されることを確認する。
(DNS伝播が間に合わないようなら、telnet + Hostヘッダ指定で確認可能)

5. 動的ページの動作確認

公開の前に各種の動的なプログラムなどが正常に動作していることを確認
する。

たとえば、以下のページ群:

*../photo/ → △ (p-album2,image_size.rb をインストール、
                        パス設定等を修正)
                        ※thumbsを作りなおす
*../etc/zipcode.cgi → △ (Sqlite3,Ruby-SQLite3をインストール、
                                zipcode_cgi を展開、設定)
                                ※zipcode.dbを作りなおす。
*../d/ → ○
*../d/bbs/ → ○
*../d/clsearch.cgi → ○
*../pub/ → ○
*../etc/test-ttf.php → ○
*../software/imgs2html/imgs2html-man.html → ○
*../software/imgs2html/ps2imgs-man.html → ○

6. 旧プランのドメイン設定削除 + masao.jpn.orgを新プランへ移管

旧プランのコントロールパネルからドメイン設定を削除して、直後に新プ
ラン上でドメイン追加する。

あとは、数時間から数日のDNS反映を待つだけ...。


サイト内でおかしな表示になっている箇所などありましたら、ご連絡いた
だけると助かります。

とりあえず、「846.71MB / 1024.00MB (82.69%) 」という状態だったのが、
「551.99MB / 3.00GB (17.97%)」という状態になって、一息つけるように
なりました。
そのうち、たまっている写真の整理などやっておこうかと思います。。。

2008-04-29 Tue

* 今日のサイクリング

大宮公園経由、上江橋(荒川・入間川の分岐)、荒川サイクリングロード。
休憩は、浦和、大宮、大宮公園、上江橋、秋ケ瀬公園にて。

・走行距離: 68.6 km
・走行時間: 4:27:56

入間川まで行ったのは初めて。さすがにGWでサイクリングの人たちが大量
にいた。
本場のサイクリングロードな感じでした。。。

荒川サイクリングロードは下道に比べると走りやすいのだけど、やっぱり
補給地点が無くて、やや困る。。。

* Firefoxの後方互換モード(quirks)における下線描画バグ

このChangeLogメモ上でのセクションアンカーで発生したもの。

上位要素におけるフォントサイズ指定と下位要素におけるフォントサイズ
指定に違いがあり、かつ、下線指定されている要素自体にフォントサイズ
が指定されていない場合に発生するような雰囲気。

例えば、以下のようなHTML片:

<h3><a href="2008-04-29.html"><span style="font-size:1px;">*</span></a> TEST</h3>

いろいろ試した結果、a要素の閉じタグの直前に改行を入れると、現象が
発生しなくなる模様…。
CSSの適用順や要素の親子関係の自動的な補完が影響していそうな雰囲気。

とりあえず、このChangeLogメモ内ではセクションアンカーに下線が表示
されないよう設定して、暫定的に回避するようにしておく。。。

(追記)
バグ報告しておきました。
http://bugzilla.mozilla.gr.jp/show_bug.cgi?id=6142

* 戦争の経済学 [book]

戦争を経済学的観点から見ると、どうとらえられうるかという点を解説し
た入門書。

戦争が景気や経済動向に与えるマクロな視点に加えて、物品調達や人員確
保といったミクロな視点から見た考察がバランス良く加えられていて、大
変興味深い。

たとえば、各章末尾に練習課題が置かれているなど、全体を通じて、戦争
という題材を経済学の学部レベルの演習で取り上げて、経済学の基礎的な
概念の学習に使えるように工夫されている。
逆に言えば、展開されている議論はそれほど緻密ではない印象も受けるが、
戦争というものが経済的にペイするのかという視点から徹底して考えてみ
るキッカケとしては面白く、その題材の料理の仕方も基本的なポイントを
おさえたものとなっている。

難点を言えば、核兵器やテロリズムといった事象を取り上げた章では、そ
の考察がかなりアメリカの政策的観点からの見方に偏って取り上げられて
いるので、別の観点からも見る必要があるように思える。

いずれにしても、戦争と経済という関係の概観をつかむには、最適の本と
いう気がする。

個人的には、もはや戦争は経済的にペイしないのだなあという感想を持っ
たけれど。。。
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]

2008-04-28 Mon

* 日比谷花壇

http://www.hibiyakadan.com/

ウェブサイトでの購入やユーザ登録の際の、郵便番号から住所登録への流
れなど、こまかい所で気がきいていて気持ち良い。

* Google不通

15:30現在、職場からGoogleへ接続不能状態。

よその大学の人とチャット中だったのだが、そちらでは大丈夫らしい。

名前引きからして、なにやらおかしくなっている感じだなあ。。。

...誰か所内でやらかしているのかしら!?

16:15に復帰してました。

* Explaining the Semantic Web

http://docs.google.com/Present?docid=dwzv3r6_143qtq9cf9
本題とは関係ないけど気になったので…。

13枚目のスライドにて、"Make the data smarter" vs "Make the
software smarter" という2軸で示しているところ。

考えなければならないのは、"Make people smarter"という軸をどこに位
置付けるべきかという点ではないのか?
そういう意味でプレゼンテーション全体に流れるトーンとしては、あまり
違いを強調した感じには見えない。

via 「キーワードサーチは限界に到達しようとしているのか?」
http://jp.techcrunch.com/archives/20080425is-keyword-search-about-to-hit-its-breaking-point/

2008-04-27 Sun

* 今日のサイクリング

自宅から水元公園まで往復。

行き帰りともに綾瀬付近で休憩。

・走行距離: 42 km
・走行時間: 2:45:33

関係無いけど、一応サブスリーですな。。。

2008-04-26 Sat

* 紀元前1万年 [movie]

http://wwws.warnerbros.co.jp/10000bc/
プロットの紹介だけ見た限りではかなりやばそうな感じだったので、あま
り観る気はしなかったのだけど、先日[2008-04-06]見た『デイ・アフター・
トゥモロー』の監督による新作ということで、観てこようかと思い立って
映画館へ。

BC 10,000というかなり無理のある時代設定で、おもわず笑ってしまうよ
うな展開の数々。。。

まあそれはともかく、ストーリーとしては、「約束」を守ろうとする男の
話という意味で、デイ・アフター・トゥモローとかなり似たような展開で、
長い旅の末に部族を救うヒーローとして帰還するという展開としては宮崎
駿の「シュナの旅」を彷彿とさせるような感じも…。

2008-04-25 Fri

* サイクルコンピュータ

サイクリングをはじめて5年近くずっと気にはなっていたけど、いまいち
扱いがよく分からなかったので、手を出さなかったのだけど、先月に自転
車用品店で衝動買いしたもの。

このところずっと時間がとれなかったので、装着できていなかったのだけ
ど、今日お休みをとって時間があいたので、気分転換にサイクリングに行
く前に付けてみた。

いやはや、サイクルコンピュータというのはすごく快適かも。

走行距離も知らずに走っていたかと思うと、なんで今まで付けてなかった
のか不思議なほど。。。

若干ボタンなどの操作が直感に反するような部分もあるけど、慣れの問題
だとおもうので、まあ良いことにしよう。。。
Referrer (Inside): [2009-12-29-1] [2009-05-03-1]

2008-04-24 Thu

* URL memo

- Prince: What's New: delicious1164 users
Prince is a computer program that converts XML and HTML into PDF documents.
- Corporate Information - Google User Experience: delicious919 users
- 近代建築社: delicious users
月刊 「近代建築」2008年4月号
■特集:図書館の設計と計画2008
- Google Search REST API: delicious94 users
- Meet Projects: eJournalPlus: delicious users
- Scopus API: Home: delicious users

2008-04-23 Wed

2008-04-22 Tue

* 公共図書館の論点整理 [book]

公共図書館に関する議論における論点に着目して、その内容をまとめた本。
いわゆるレビューのようなもの。

公共図書館にかかわる「論点」とされる内容として、以下の話題をとりあ
げ、それぞれについてのこれまでの議論の経過とその主要な論点をまとめ
ている。

1章・「無料貸本屋」論
2章・ビジネス支援サービス
3章・図書館サービスへの課金
4章・司書職精度の限界
5章・公共図書館の委託
6章・閉架資料の紛失とBDS
7章・自動貸出機論争

「はしがき」で田村先生が述べているとおり、執筆者がそれぞれにことな
ることから、それぞれのレビューのスタイルは多様で、立ち位置にも別に
統一があるわけではない点は、やや読み辛い気もする。たとえば、4章と5
章に近接する議論の展開が見られるのを除けば、全体に別個のレビューが
おこなわれているように思う。このため、レビューの立ち位置として中立
的に論じるのか、著者としての立場をある程度示した上で議論をまとめる
のか、といった点で、雑多な印象を受ける。この辺はやや好みのわかれる
ところかもしれない。

とはいえ、個々の論点に関して言えば、これまでの議論をまとめて再構成
するという本来の目的には成功しており、かなり有益な論点整理が行われ
ているように思える(素人目には…)。

ついでに、内容とは関係ないのだけど、こういうかなりメイニアックな話
題を取り上げているものを書籍として成立させたのは稀有な気も。。。
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]

2008-04-20 Sun

* 茄子 スーツケースの渡り鳥 [movie]

数年前に観た前作『茄子 アンダルシアの夏』は、ちょうどサイクリング
と「どうでしょう」にはまっていた時期だったので、楽しく観た記憶があ
り、続編ができているとは知らなかったが、レンタル屋さんで見かけたの
で借りてみた。

前作は爽快なスペインの風景が印象的だったけれど、今回はJapan Cupと
称して日本が舞台(日光?)。

プロの悲哀を描いたストーリーがメインなのだけど、ショートムービーな
ので、やや物足りない感があった。もうすこし長いもので観てみたい。
というか、原作を読んだ方が良いのかもしれん。。。

2008-04-18 Fri

2008-04-16 Wed

* 筑波大学図書館による博士論文電子化登録の依頼(ミス?)

もう今から一ヶ月ほど前の話で、Mixi日記ではグチったのだけど、年度末
のごたごたでこちらにメモし忘れたので、いまさらながら書いておく。

筑波大学附属図書館から、郵便が職場に来ていて、なんだろと思ったら、

「貴殿博士学位論文の電子図書館への登録について(依頼)」

と題するもので、筑波大の機関レポジトリに学位論文をスキャンして入力
したいんだけど、承諾してほしいという内容だった。

でもこの件は、修了1年後くらいのときに忘れないうちにと思って、電子
データの登録依頼を送ってあって、すでにPDFファイルが登録・公開され
ているので、この処理は私の場合は不要なはずなんだけど。。。チェック
せずに送付したのかしらん?

http://hdl.handle.net/2241/3341
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&mode=comp&bibid=2457586

まあこれだけなら、無差別にDMを送付したのかと思って納得なのだけど、
ちょっと良く分からないのは、宛先が現在の所属先になっていること。。。

この所属先を筑波大図書館に伝えたのは、なによりその電子ファイル登録
書を送った紙にしか書いていないので、その情報で来たと思うんだけど、
そうだとしたら、なおさら無差別送付する必然性がわからんのやけど。。。
それとも元指導教官に問い合わせて再度リストでも作ったのかしらん???

外野からの推測としては、なんとなく、分野別学位論文リスト*1には「情
報学」「図書館情報学」があるのに、電子化速報のページに図情系の分野
が用意されていないという、提供情報が分離してしまっているページ構成
をとっているのが敗因なのでは...とか思ったが、どうだろう。
*1 分野別学位論文リスト: http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/dl/thesis/
*2 速報版: http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/dl/e_thesis/thesis.html

先月のDL Workshopあたりの週にでも筑波大の先生に会ったときに事情を
知らないか聞いてみようと思っていたけど、てっきり忘れたので、こちら
に備忘録として書いておく。

まあ、いずれにしろ、無意味な依頼とおもうので、そのまま放置の予定だ
けども。。。

2008-04-15 Tue

* 人名の世界地図 [book]

世界各国の人々の主な人名とその由来を言語圏別に羅列し、解説したもの。

本業のほうで人名との格闘の日々なので、そのためもあって少し気になっ
たので読んでみた。

昔ながらの名付け法は宗教色の濃いもので、どの国や文化でも、その風俗
を伝えるものであることがなんとなく分かる。また、人名については驚く
ほど流行りすたりを繰り返していることが分かる。
また、多くの名前の由来を観ていると、聖書由来の由緒ある名前であって
も、その名前からイメージされる人物像というものが、半世紀単位くらい
で覆され、流行りすたりの繰り返しであったことにも気付かされる。

タイトルに「世界」とあるとおり、記載されている人名の大半は西欧由来
のものが大半を占め、一部アフリカやアジア諸国などのもので、日本人の
人名との関連はアイヌなどでの例を除けばあまり示されていない。

ちょっと気になったのは、示される人名などのデータに裏付けが無い点で、
その点についても詳細が書かれていれば良かったのになあというところ。
Referrer (Inside): [2008-05-19-1] [2008-05-09-3]
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]

2008-04-14 Mon

2008-04-13 Sun

* ジェネラル・ルージュの凱旋 [book]

今年にはいってから読んでいた、大学病院を舞台にしたミステリ小説。
『チーム・バチスタの栄光』[2008-01-24-1]
『ナイチンゲールの沈黙』 [2008-02-08-1]
に続く第3弾作品。

冒頭から前作とのオーバーラップがあるので、一瞬、間違えて第2弾の
『ナイチンゲールの沈黙』を読み返してしまっているのかと、錯覚を起こ
して表紙をひっくりかえしてしまった。エンディングまでそのままオーバー
ラップは続いたので、交差する時間感覚を楽しんでもらおうという趣向の
ようだ。
無理にオーバーラップさせる必然性を感じなかったので、これはどうもい
まいちな印象。

全体のストーリー展開などは前作からの流れをひきついでいるので、相変
わらずなのだけど、主要登場人物の沼田の言葉のいくつかがひっかかって
しまっている。

まあ、エンターテイメントとしては相変わらずのキャラクターなどの掛け
合いもうまくて面白くて良いのだけど、その反動からか、第1弾から見ら
れたシリアスな日本の医療問題との絡みとしては、どうも弱くなっている
気がする。あとリアリティの点でも…。
第1作の頃で見られたこのあたりのバランスを、今のペースで書いている
小説に反映させるのは難しいのだろうけど。。。
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]

2008-04-12 Sat

* 母べえ [book]

先日[2008-02-05]に観た映画『母べえ』の原作。

舞台となっていた場所の地名が出てくるかと思って読んだが、その点は書
かれておらず、やや期待外れだった。。。

80年代に、女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞という女性作家向けの
賞レースのために書いたもののようで、小さなエピソードをつないで書か
れている。エピソードそれぞれはまさに映画での描写そのままのストーリー
になっている。このために、映画を観たあとでは、あまり読む必要のない
ものであるように感じた。。。

まあ、そういう意味でも映画の方が山田洋次らしい作品で、原作の良い部
分をそのままうまくつないで作ってあるものだったのだなとあらためて感
じたが…。あと、吉永小百合も短かい文章のようなものを寄せているが、
その中に出演を引き受けるときに、自分が若い母親を演じてもよいものか
躊躇した、というような記述があり、やはりそれなりに考えたのだなとい
う点も確認できた。
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]

2008-04-11 Fri

2008-04-10 Thu

2008-04-09 Wed

2008-04-08 Tue

2008-04-07 Mon

* yim_archive-0.2 [website]

Yahoo!メッセンジャーのメッセージアーカイブを閲覧・検索するツール
yim_archive の新バージョン yim_archive-0.2 を公開しました。

../software/yim/

カンファレンス機能を使った、複数人での会話アーカイブが文字化けする
問題に対応しました。

2008-04-06 Sun

* デイ・アフター・トゥモロー [movie]

地球温暖化の結果、氷河期がやってくるというプロットを描いた映画。

先月[2008-03-15-1]に間違えて別のものを観てしまったので、ついでに観
ておくことにした。

しいていえば、オオカミの伏線のあたりは蛇足かな、、、といったあたり
など細かな点ではいまいちな部分もあったけれど、家族愛、青春、政治と
科学などから、登場人物も多く、かなり盛り沢山な内容だったが、全体の
ストーリーもよく出来ていて、作者の地球温暖化に対する問題意識も伝わっ
てくる、良い映画だった。

NYPLと司書のキャラクター描写がうまく若者たちとの対比をなしていて、
印象的な感じでもあった。
Referrer (Inside): [2008-04-26-1]

2008-04-05 Sat

* 芝川サイクリングロード

ついこのあいだ、荒川のサイクリングマップのムック本が書店にあったの
で、ちょっと買ってみたら、芝川沿いのサイクリングロードが書いてある
のに気付いたので、桜をあちこち見ながらポタリングしてきた。

足立区都市農業公園から、さいたま市の八丁堤まで、舗装整備されている
のはそこまでだったようなので、おおよそ12kmくらいかな。

すぐそこにあったのに、サイクリングロードの存在にいまごろ気付くとは
なんとも間抜けかも…。

* フラッシュダンス [movie]

ダンス映画の古典的名作。

映画中で流れる音楽にも懐しく聞き覚えがあるものが多く、楽しめた。

ただストーリーはかなりいい加減な印象なので、ダンスと音楽だけの作品
だと思ったほうがよさげ。。。

2008-04-04 Fri

* 花見

昼休みに、神門研の人たちと一緒に九段下から千鳥ヶ淵にまわって、花見
ランチ。

お天気も良く、絶好の日和で、千鳥ヶ淵で風に舞い散る桜がキレイでした。

帰りも北の丸公園から歩いて帰ってきた。

2008-04-03 Thu

* URL memo

- Woopra: delicious3689 users
Woopra is a robust web-tracking & analysis tool that works perfectly on any website. It is mainly targeted for small to medium websites ranging from few hundreds up to tens of thousands of daily page views.

2008-04-02 Wed

* Googleフレーズ検索

"" によるフレーズ検索時に、一件もヒットしない場合は、ダブルクオー
トを外した検索結果を表示するようになった模様。

なんかいまいちずれてるようにみえるのが気になるけど。

* Googleランキング

なんかトンデモナイニュースが飛びこんできた!!

http://www.sigir2007.org/news/20080401singhal.html

グラスゴーで開催中のECIR2008にてGoogleのAmit Singhalが、グーグルで
使われているランキング式を明らかにしたそうだ。

快挙と言うほかない。



と、ここまで興奮して書いてしまってから、思い出した。。。
この記事の日付に。。。

手がこんでいるなあ。。。
いかにもありがちな数字を交えて、説明してるしなあ。
以前のNYTimesの記事などと数字も整合しているし。

というか、昨年の国際会議のブログに書くというのは、反則でしょ。
ちょうどECIR中だったし。

今年、最も本気にしてしまったエイプリル・フールかもしれん。
我ながらアホみたいな気が...

2008-04-01 Tue

* 書物の日米関係 [book]

昨年秋に日本図書館情報学会の2007年度学会賞を受賞した作品。

主に米国内の大学図書館における日本語資料(および日本関連資料)の蔵
書形成を丹念に追ったものだが、日本語資料がどこから来て、誰が収集し、
どのような場所にいる読者のもとに届けられたか、どのような研究が行わ
れたか、それがどのような文脈で受けとめられたかをいくつかの観点から
戦前、戦中、戦後と時代背景とともに逐一に解説し、そこでの図書館およ
び図書と読者を結んだ図書館員をはじめとする仲介者の役割を如実に伝え
ている。

著者が序章から絶えず強調し、また副題『リテラシー史に向けて』とある
とおり、単なる資料の歴史の羅列にとどまらず、資料群がどのような媒介
者や読者を経て、日本語や日本文化の接点(リテラシー)となったかにつ
いて、一次史料への参照つきで、かなり自覚的に読むことを要求される。

感想を一言で言えば、素晴しい仕事である、との一言に尽きる。

もちろん、日本語資料の歴史上の立ち位置と背景解説、詳細な事実叙述は
一次史料の丹念な調査から掘り起こしていて、それだけでも優れているの
だけど、それよりも驚いたのは、本書における著者の論点が徹頭徹尾、図
書館サービスにおけるリファレンス活動や組織化活動といったサービスの
本質への記述を通じて、日本語資料の問題を考えている点にあったこと。

序章(24ページ)に見られる以下のような問い:

日本についての図書館を新たにつくる場合、買うべきいちばん大事な図
書は何だろうか。... 参考図書(レファレンスブック)である。

は、まさに本書がこの点を主眼に置いていることが明白となる主張で、こ
の観点から著者は「ただ図書館の蔵書史を羅列するという形式はさけ」た
構成で、日米間の歴史的な流れとそこに登場してくる人物を地道に追いか
け、記述している。

さらに、多くの日米の当時の一線の図書館員たちによる活躍の様子が分か
るし、それがどのように読者まで結び付いていったかもふくめた描写は感
動的ですらあったと思う。

また、これは著者が意図したことではなく副産物なのだろうが、日米の戦
争をはさんだ交流の流れは、多くのドラマも生んでいるが、それらについ
ても、個々人の名を挙げながら、詳細に追いかけ、半ば感動的なストーリー
となっていて、読み物としても読み応えがある。

本書はたまたま日米における蔵書形成期を含む激動の時代を追った本だが、
単なる歴史研究にとどまらず、「図書館における読者への資料提供」とい
う普遍的なテーマに取り組んだものとして読むべきだろうし、そういう観
点からも必読の書となるもののように思った。

さらにこの点は咀嚼、検討して、「現代の日本」という、筆者が述べたの
とは異なる環境の中でどのような形で結実するか、という実践に近い問題
として捉えなおす必要があるのかもしれないな、と思った。

昨年秋の研究会[2007-10-14]では半ば聞き流してしまっていて、手にとる
までに時間がかかってしまったのが残念だったが、学会賞受賞についても
そのような趣旨で受賞されたものと確信する。
Referrer (Inside): [2009-01-03-1]
Referrer (Inside): [2008-04-30-2]
サイクリング走行距離メーター
2001 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2002 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12