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まさおのChangeLogメモ / 2007-09

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2007-09-29 Sat

2007-09-28 Fri

* NLP科研合同シンポジウム

http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/nlpsympo/
行ってきた。

科研の基盤研究種目以上の課題を持っている、若手・中堅どころの先生方
に、その研究課題での取組みを率直に話してもらうというネタ。これだけ
の陣容の研究者による話を聞く機会はそうそうなさそうに思ったので、聞
いてきた。

面白かった。
お客さんも多く、盛り上がっているようで、なにより聴衆にも若手が多い
のがNLPの特長かな。

ただ、研究そのものとしては、今の自分の中の問題意識と比べてみると、
なかなかモヤモヤしたものを感じる面もありつつ。。。

印象に残ったこと言葉としては、
「1%の人たち」
「全体に負け戦」
などなど

あと、なにげに初めての東大本郷キャンパス。
でも、行きも帰りも南北線だったので、結局赤門は見ずじまい...
# 自転車でなら通りがかったことはある気はするが。

2007-09-26 Wed

* arno・sshd入れ替え

TurboLinux附属のsshdでPAM認証接続時に接続不能になる現象がいまだ直っ
ていなかったようで、先週末の3連休中にアクセスできず困ってしまった
ので、これを機にいれかえることにする。
cf. [2006-12-06]

まず、現在起動中のデーモンを停止させ、アンインストールする:
% sudo /etc/init.d/sshd stop
% sudo zabom --cui

次にソースからコンパイル&インストール:
% tar zxvf openssh-4.7p1.tar.gz
% cd openssh-4.7p1/
% ./configure --with-tcp-wrappers --with-pam
% make && sudo make install

次に sshd_config にて設定:
% vi /usr/local/etc/sshd_config
% diff -u sshd_config /usr/local/etc/sshd_config
--- sshd_config.out 2007-09-26 13:46:43.538716416 +0900
+++ /usr/local/etc/sshd_config 2007-09-26 14:47:21.558653320 +0900
@@ -41,6 +41,7 @@
 #PermitRootLogin yes
 #StrictModes yes
 #MaxAuthTries 6
+AllowUsers masao yuka hsaito terai
 
 #RSAAuthentication yes
 #PubkeyAuthentication yes
@@ -82,11 +83,11 @@
 # If you just want the PAM account and session checks to run without
 # PAM authentication, then enable this but set PasswordAuthentication
 # and ChallengeResponseAuthentication to 'no'.
-#UsePAM no
+UsePAM yes
 
 #AllowTcpForwarding yes
 #GatewayPorts no
-#X11Forwarding no
+X11Forwarding yes
 #X11DisplayOffset 10
 #X11UseLocalhost yes
 #PrintMotd yes
@@ -100,7 +101,7 @@
 #ClientAliveCountMax 3
 #UseDNS yes
 #PidFile /var/run/sshd.pid
-#MaxStartups 10
+MaxStartups 2:80:5
 #PermitTunnel no
 
 # no default banner path

% sudo cp /etc/pam.d/sshd.rpmsave /etc/pam.d/sshd

次に自動起動設定:
% sudo cp contrib/redhat/sshd.init /etc/init.d/sshd
% sudo ln -s /etc/init.d/sshd /etc/rc2.d/S80sshd
% vi /etc/init.d/sshd
% diff -u contrib/redhat/sshd.init /etc/init.d/sshd
--- contrib/redhat/sshd.init 2006-04-22 20:26:08.000000000 +0900
+++ /etc/init.d/sshd 2007-09-26 14:22:43.086415264 +0900
@@ -22,8 +22,8 @@
 prog="sshd"
 
 # Some functions to make the below more readable
-KEYGEN=/usr/bin/ssh-keygen
-SSHD=/usr/sbin/sshd
+KEYGEN=/usr/local/bin/ssh-keygen
+SSHD=/usr/local/sbin/sshd
 RSA1_KEY=/etc/ssh/ssh_host_key
 RSA_KEY=/etc/ssh/ssh_host_rsa_key
 DSA_KEY=/etc/ssh/ssh_host_dsa_key

% sudo /etc/init.d/sshd start

/usr/bin に ssh コマンドを置いておく:
% sudo ln -s /usr/local/bin/ssh /usr/bin/
(cronなどから使えず不便なシーンがあったので)

2007-09-25 Tue

2007-09-23 Sun

2007-09-21 Fri

2007-09-20 Thu

2007-09-16 Sun

* 子どもたちのアイデンティティー・ポリティックス [book]

小学校学級におけるブラジル系児童を描いたエスノグラフィ。
たまたま図書館で見かけて気になったので読んでみたのだけど、結論から
言えば、2007年最高の一冊だろうと思う。

筆者はおよそ3年間、小学校高学年のブラジル系移民の児童の様子を中心
に、小学校内の主に日本語教育特殊学級にはいって観察し、その報告とし
て、多くの児童から構成されるクラスそのものの社会性を丹念に描いてい
る。

小学校内部での教師および児童の総体によって成り立っている学級運営、
クラス内での個々の児童の立ち位置、ブラジル系児童に代表されるマイノ
リティの立ち位置、それらを総合的に描き出すことに成功しているように
思う。

私自身、小学校時代ははるかかなたになりつつあるが、記憶の片隅にある
日本の小学校学級そのものが持つ攻撃性が、透けてみてくるような迫真の
描写と、現場の説得力に衝撃を受けた。

子どもたちは受動的な存在ではなく、他者との関わりの中で多くを学ぶと
ともに、その立ち位置の中で自身のアイデンティティを発見し、発掘して
いくということがよく分かる。また同時に、参与観察者としての著者本人
の振舞いの難しさと、その立ち位置も問われていることもよく分かる。

なによりも現場そのものの描写が秀逸だが、現場の描写から導かれたまと
めとして、最後には移民系児童への教育環境の改善に向けた提言も挙げら
れており、それらも説得力あるものとなっている。

2007-09-14 Fri

2007-09-13 Thu

2007-09-11 Tue

サイクリング走行距離メーター
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