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まさおのChangeLogメモ / 2008-06

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2008-06-30 Mon

* 今月読んだ本

11冊:
[2008-06-04] 職場改善
[2008-06-09] 虚空の旅人
[2008-06-09] 神の守り人
[2008-06-12] 蒼路の旅人
[2008-06-15] 天と地の守り人
[2008-06-16] ケータイ世界の子どもたち
[2008-06-17] 私の家は山の向こう
[2008-06-20] キャズム
[2008-06-25] エモーショナルデザイン
[2008-06-27] ガイア
[2008-06-29] スカイ・クロラ
Referrer (Inside): [2009-01-03-1]

* 今日のサイクリング

千住新橋まで往復。

・走行距離: 19.96km
・走行時間: 1:08:57

土曜日のサイクリングで体の調子が戻った様子で、快調。

2008-06-29 Sun

* スカイ・クロラ [book]

森博嗣の作品、ということで読んでみた。

はっきり言って、意味不明なまま終わってしまった。。。

雰囲気としては、戦争と気だるい日常の連続とを描いているのだとは思う
けど、あまりにも設定が不明すぎて、ついていけず。。。

吉本ばななとか村上春樹とか、そのあたりの雰囲気に近いのかなあ、とは
思うけど、そのへんにしてもあまり好きではないので。。。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-28 Sat

* 今日のサイクリング

あじさいの季節ということで、通勤の電車から見ていてキレイだと思って
いた王子の飛鳥山公園まで行ってきた。
あじさいは、終わりかけだったみたいだけど、やはりきれいでした。

・走行距離: 24.34km
・走行時間: 1:27:08

ここ1週間はサイクリングに行ってなかったので、とても体が軽い感じ。

* 奇跡のシンフォニー [movie]

http://www.kiseki-symphony.com/

孤児院にいた少年が音楽の才能を糧として両親に出会うまでを描いた作品。

予定調和の世界だったため、ストーリーそのものはつっこみどころが多かっ
たけど、まあまあの出来。
ただ、主役の子による演奏シーンがぎこちないものだったのはもったいな
いと思った。。。

あと、最後のエンドロールに流れる音楽が良かった。
エンドロールになっても観客のほとんどが席を立たずに最後まで座ってい
たのは珍しい現象。

2008-06-27 Fri

* ガイア [book]

デイビッド・ブリンによる、小ブラックホールを材料として使ったSF小説。

インターネットの未来形のような「ネット」の攻防も話題の一部となって
いて、その描写が面白い。
とくに、ネット上に構築される超人格といった話題は興味深い。

というか、10年以上前にこの作品を読んで、AI研究も面白そう、、、と思っ
た作品だったのを単に忘れていただけらしい。。。
読んだことすら忘れて再読するも、ストーリーの方も完全に忘れていたの
で、すなおに楽しめたけど。。。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-25 Wed

* エモーショナルデザイン [book]

ユーザビリティと認知科学の御大ドナルド・ノーマンによる、デザインと
情動の関係についての考察。

著名な『誰のためのデザイン』で展開された、ユーザビリティと機能との
関係性を、さらに別の角度として、人の情動・感情の側から考察したもの。

人とモノとのインタラクションにおいて、「本能・行動・内省」という3
つのレベルでの処理による、複合的なモデルを提唱している。

人の行動に、本能レベルでのメカニズムがどのように関わっているのか、
という点は、ここ5年くらい興味はもってすこし眺めているのだけど、そ
の点とデザインとの関係という点では、基本的な文献だとおもう。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-24 Tue

2008-06-23 Mon

2008-06-22 Sun

* RubyKaigi2008

http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2008/

ここ5年くらいはずっと、もっとも頻繁に使うプログラミング言語である
ということもあり、Rubyでパッチを投げたりする際にその先にいる人たち
がどういう方たちであるかを知りたいという思いもあり、つくばでの2日
間イベントに行ってきた。

今年で3回目の開催らしいのだけど、今回がはじめての参加。

なんだかRailsみたいなアプリケーション寄りの話とVMのような内部構造
の話が併存していて、微妙な感じではあったけれど、いろんな意味でイン
スパイアされる部分があった。

最後のRejectKaigi&RejectRejectKaigiのものすごい雰囲気まで楽しめた
のは帰らないで正解だったなあ、とおもった。。。

ついでに途中で抜け出して、U&M研の学生さんたちの話も聞けたのも思わ
ぬ収穫だったが、てきとーにコメントして帰ってきたのだけど、アレで良
かったのかしらん?

つくばは昨年秋のDL Workshop[2007-11-08]以来で、ほぼ半年ぶりなのだ
けど、学園都市駅や万博記念公園駅のあたりのマンション建設ラッシュが
すごい感じ…。
数年後には、まさに新新住民の世界だろうなぁ。。。

2008-06-20 Fri

* (Ruby) 任意のコードが実行される脆弱性について

http://www.ruby-lang.org/ja/news/2008/06/20/arbitrary-code-execution-vulnerabilities/
http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/45099

RubyKaigiの開催にあわせてセキュリティパッチのリリースですか。。。

* キャズム [book]

ハイテク産業を例にして、顧客層の違いによってマイナー市場からメジャー
市場への向けての移行が困難となる問題を取り上げ、そこを乗り越えるた
めのマーケティング手法を提案している。

製品ライフサイクルのイメージとその顧客像、さらに「キャズム」と一言
で言い表わすことができる概念を提唱した、ということそのものに大きな
価値があるのだとおもう。

ただ、対応方法としてあげられている実際のマーケティング手法としては、
具体的な「橋頭堡」としてのマーケットセグメントの設定や、営業・開発
担当などの切り替えを意識すること等があげられているが、こちらは若干
具体性・説得力に乏しい感がある。

このあいだ[2008-05-02-1]読んだ「イノベーションのジレンマ」とセット
で読むとよいのかもしれない。。。

* cql-ruby error

Cql-Ruby パッケージができているのを見つけた。
http://cql-ruby.rubyforge.org/

さっそく gem をつかってインストールしてみたのだけど、最初にすこし
エラーが出て、つまづいた。

% ruby -rubygems -e 'require "cql_ruby"'
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:27:in `gem_original_require': no such file to load -- builder (LoadError)
  from /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:27:in `require'
  from /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/cql-ruby-0.7.1/lib/cql_ruby/cql_nodes.rb:5
  from /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:27:in `gem_original_require'
  from /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:27:in `require'
  from /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/cql-ruby-0.7.1/lib/cql_ruby.rb:6
  from /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:32:in `gem_original_require'
  from /usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.8/rubygems/custom_require.rb:32:in `require'
  from -e:1

これは gems で builder パッケージへの依存関係の記述が欠けているた
めらしい。。。

% sudo gem install builder

としたら、うまく動くようになった。

…あとでエラー報告しておく。

* epi-search+utf-8+sqlite

昨日デバッグしていた問題[2008-06-19-1]への対応で、SQLiteデータベース
の内容をutf-8に変換する:

sqlite3 epi.db .dump | nkf -w > utf8.sql
sqlite3 epi_new.db < utf8.sql
mv epi_new.db epi.db
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-19 Thu

* SQLite + LIKE + 「サービスラーニング」問題

昨年つくった某所の実験システムの検索機能は、安直に SQLite にデータ
を格納しておいて、LIKE オペレータをかましているだけという単純なも
のなのだけど、ここで「サービスラーニング」というフレーズで検索する
と11件がヒットするにも関わらず、「サービス and ラーニング」で検索
するとヒット件数1件のみに減ってしまう問題が判明した。

これは、使用しているSqliteエンジンの LIKE オペレータの照合アルゴリ
ズム内で utf-8 を仮定した読み込みが行われていることに起因する模様。
cf. src/func.c 中の patternCompare 関数。

SQLite内の文字列読み込み結果を確認するプログラム:

static const unsigned char sqlite3UtfTrans1[] = {
  0x00, 0x01, 0x02, 0x03, 0x04, 0x05, 0x06, 0x07,
  0x08, 0x09, 0x0a, 0x0b, 0x0c, 0x0d, 0x0e, 0x0f,
  0x10, 0x11, 0x12, 0x13, 0x14, 0x15, 0x16, 0x17,
  0x18, 0x19, 0x1a, 0x1b, 0x1c, 0x1d, 0x1e, 0x1f,
  0x00, 0x01, 0x02, 0x03, 0x04, 0x05, 0x06, 0x07,
  0x08, 0x09, 0x0a, 0x0b, 0x0c, 0x0d, 0x0e, 0x0f,
  0x00, 0x01, 0x02, 0x03, 0x04, 0x05, 0x06, 0x07,
  0x00, 0x01, 0x02, 0x03, 0x00, 0x01, 0x00, 0x00,
};
int sqlite3Utf8Read(
  const unsigned char *z, /* First byte of UTF-8 character */
  const unsigned char *zTerm, /* Pretend this byte is 0x00 */
  const unsigned char **pzNext /* Write first byte past UTF-8 char here */
){
  int c = *(z++);
  if( c>=0xc0 ){
    c = sqlite3UtfTrans1[c-0xc0];
    while( z!=zTerm && (*z & 0xc0)==0x80 ){
      c = (c<<6) + (0x3f & *(z++));
    }
    if( c<0x80
        || (c&0xFFFFF800)==0xD800
        || (c&0xFFFFFFFE)==0xFFFE ){ c = 0xFFFD; }
  }
  *pzNext = z;
  return c;
}

int main(int argc, char** argv) {
    unsigned char *str = (unsigned char*) argv[1];
    unsigned int c, i;
    printf("ORIGINAL: %s\nORIGINAL: ", str);
    for(i = 0; i < strlen(str); i++) {
printf("\\x%02x", str[i]);
    }
    printf("\nConverted: ");
    while( *str ) {
c = sqlite3Utf8Read(str, 0, &str);
printf("\\x%02x", c);
    }
    printf("\n");
}

上記のutf-8読み込みコードにeuc-jpを食わせると、当然意図しない文字
化けをおこす。

% cc test_utf.c
% ./a.out "サービスラーニング"
ORIGINAL: サービスラーニング
ORIGINAL: \xa5\xb5\xa1\xbc\xa5\xd3\xa5\xb9\xa5\xe9\xa1\xbc\xa5\xcb\xa5\xf3\xa5\xb0
Converted: \xa5\xb5\xa1\xbc\xa5\x4e5e65\x261f25\x2e5\x3970

% ./a.out "サービス"
ORIGINAL: サービス
ORIGINAL: \xa5\xb5\xa1\xbc\xa5\xd3\xa5\xb9
Converted: \xa5\xb5\xa1\xbc\xa5\x13979

% ./a.out "ラーニング"
ORIGINAL: ラーニング
ORIGINAL: \xa5\xe9\xa1\xbc\xa5\xcb\xa5\xf3\xa5\xb0
Converted: \xa5\x261f25\x2e5\x3970

% ./a.out "「サービスラーニング」"
ORIGINAL: 「サービスラーニング」
ORIGINAL: \xa1\xd6\xa5\xb5\xa1\xbc\xa5\xd3\xa5\xb9\xa5\xe9\xa1\xbc\xa5\xcb\xa5\xf3\xa5\xb0\xa1\xd7
Converted: \xa1\xfffd\x4e5e65\x261f25\x2e5\xe5c21\xfffd

なにはともあれ、SQLite に utf-8 以外の文字コードでデータを格納して
はいけないというのが結論の模様。。。

SQLiteはバージョン2.xの頃から使っていたのだけど、以前は明示的に
utf8対応をenableしないかぎりは、euc-jp で格納しておいたとしたも、
文字コード変換などはされないという記憶があったのだけど。。。
気のせいだったのかも。。。

マニュアルには明示的に書かれていないので、注意が必要そう。
Referrer (Inside): [2008-06-20-1]

2008-06-18 Wed

* 今日のサイクリング

扇大橋まで往復。

・走行距離: 14.0km
・走行時間: 0:45:17

ここ2日サイクリングに行ってなかったので、とても体が軽い感じ。

* 矢沢永吉ファンのための…

さっき人工知能学会MLにながれていた情報処理学会-音楽情報科学研究会
のプログラムのなかに冒頭のフレーズをみかけて、おもわずのけぞった。

「矢沢永吉ファンのための演奏可能なマイク及びマイクスタンドの設計
―作品「独りスーパースターマシン」の制作を通して―」

夢のある研究なのだろうか。。。
数ヶ月前に見かけた、白ジャケットYAZAWAタオルをひっかけた独特のスタ
イルのひとたちが目にうかぶ。。。

* ChangeLogメモにハイライト機能をつけた

このメモ上で項目毎のアンカーを選択した際にその項目をハイライトする
機能を付けました。

単に tDiary の highlight プラグインを流用しただけですが。。。
http://docs.tdiary.org/ja/?highlight.rb

* ボトム・ダウン [movie]

ロンドンのテムズ川で起きたクルーズ船の追突沈没事故を追ったドキュメ
ンタリー映画。

貸し切りでの誕生日パーティの最中だったため、若者を中心に51名もの死
者を出した悲惨な事故を詳細に描いている。

2008-06-17 Tue

* 私の家は山の向こう [book]

有田芳生による歌手テレサ・テンの伝記。

ビザ入国問題や天安門事件など、台湾という政治的事情に翻弄された女性
歌手というスタンスで描いているのが印象的だった。
特に天安門に際しての香港での活動など、詳細な説明が興味深い。

個人的には、世代的にテレサ・テンをそれほど知らないので、そもそもの
基本的な情報からして興味深く読んだ。
ノンフィクションとしては彼女の心情や社会状況をよく書けていると思う。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-16 Mon

* 名刺

オープンハウスなどでだいぶ使ったので、デザインなども変えず、前回と
同一のもので50枚つくった。

前回は[2007-10-24-2]に50枚つくったので、8ヶ月で配り切った計算。。。

* ケータイ世界の子どもたち [book]

ケータイによるコミュニケーションやフィルタリングの現状をおおまかに
解説し、論点整理している。

とくにサイトごとのサービスの特徴やフィルタリングとの関係、運営体制
の違いについて解説しているのがよかった。ただ、そのケータイサイトで
どのようなコミュニケーションを子どもたちがおこなっているのかについ
ては、表面的な解説にとどまっていて、個別のコミュニケーションの事例
報告的なものはないので、ポケベル以前世代の当方としては、いまひとつ
実感がわかなかった。。。

* 審査結果の詳細(科研落選課題分)

昨年の秋に出して春に不採択となった、科研費研究課題の審査結果の詳細
の連絡が来た。

○若手研究(Β): 採択件数5068件(応募18322件)
○メディア情報学・データベース: 採択件数 33件(応募115件)

不採択課題のなかでのおおよその順位: A(上位20%)

(評定要素ごとの審査結果; 4段階評定の平均点)
・研究課題の学術的重要性・妥当性   3.00
・研究計画・方法の妥当性       3.00
・研究課題の独創性および革新性    2.67
・研究課題の波及効果および普遍性   2.33
・研究遂行能力および研究環境の適切性 2.67

独創性の項目が低く見られているのは、若干納得がいかない面もあるが、
客観的に見れば、おおむね妥当な審査をしてもらえたのではないかな…と
いう気はする。

もしもまた類似の研究課題を申請することがあれば、参考にしたい。
Referrer (Inside): [2009-06-03-1]
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-15 Sun

* 天と地の守り人 [book]

「守り人シリーズ」最終作。3部構成で皇太子チャグムと用心棒バルサの
活躍をバランスよく描いている。

最終巻あたりは戦争のちなまぐさい話がつづく。
新ヨゴ国の描写には、戦前戦中の日本を想起させるいかにもな表現が続く。
よみはじめのころの文庫解説あたりに書いてあったことにようやく合点が
いった。

全体に、これまでのシリーズでの各国の物語とうまく整合させて描いてい
て、スッキリと終わった印象を持った。

最後のあたりは大人向けに書いたら、「妖星伝」のような雰囲気になるの
かな、、、と思った。

* 今日のサイクリング

荒川河口まで往復。途中、新小岩公園で休憩。

・走行距離: 49.91km
・走行時間: 2:49:27

たぶん3年くらいぶりに河口まで走ってみた。
左岸を行ったのは初めて。

風もほどよく空気も澄んでいて、よい気持ちだった。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-13 Fri

2008-06-12 Thu

* 蒼路の旅人 [book]

「守り人シリーズ」第6弾。

皇太子チャグムがあちこちへと流されていく、最終作に向けての展開、、、
といったストーリー。

南の大陸の大国の話題がはじめてくわしく語られるものの、いきなり話が
大きくなりすぎるきらいがある。(旧)ヨゴ国あたりの話がもう少しある
とついていきやすいのかなあといった印象だったのだけど。。。

結末もふくめて、次の最終作に話をつないだ感じ。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-11 Wed

* File#size

コマンドラインからとCGIから呼ばれるRubyスクリプトを共用しようとお
もったが、File#size は無いらしい。ちょっと不便。

CGIライブラリのファイルアップロード実装では、アップロードされたファ
イルはそのサイズに応じて StringIO か Tempfile のいずかで実装される
が、これらはいずれも #size メソッドを持っているのだけど、File オブ
ジェクトには無いので、場合分けが必要になる。。。

File.size( foo ) だと File/Tempfile 両者は対応できるのだけど、
StringIO#to_io が無いために、これが効かない。。。

このあたりは、[ruby-dev:17266]でmatz氏が要望を却下している:
Tempfileクラスのドキュメントにsizeがあったからという理由で、
「Fileにあるはずだ」と考える人は少ないと思います。

「Fileにあるべきだ」と思う人は(青山さんのように)いらっしゃる
でしょうが、その場合には以下の理由で「File#sizeは誤解を招く
ので良くない」と説明します。

  sizeは「available data size」という意味と「file size」の二
  通りに解釈できるので、不適切な名前です。
http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-dev/17253

どうせ、ファイル名でも場合分けをしたいので、以下のように書いておく:
    if @file.class == File
       size = @file.stat.size
         filename = @file.path
    else
       size = @file.size
         filename = @file.original_filename
    end

2008-06-10 Tue

* URL memo

- 栞をみて来ましたか? - (Japanese Translation) - WaSP Street Team: delicious users
プロの Webデザイナー・開発者として知っておきたい情報が含まれている書籍のリスト

* 今日のサイクリング

扇大橋まで往復。

・走行距離: 13.97km
・走行時間: 0:52:15

考えごとをしながらで、なんだか上の空な感じ。。。

2008-06-09 Mon

* 神の守り人 [book]

来訪編と帰還編の上下巻構成からなる、「守り人シリーズ」第5弾。

南北に分かれ、複数の種族ならなるロタ王国の物語。

上下巻に分かれてこれまでより話が長い分、ややオチが見えている箇所も
多いけど、少女と民族性の違いをテーマとした話の展開はあいかわらずで、
楽しく読めた。

* 虚空の旅人 [book]

昨年末[2007-12-26][2007-12-29]に読んでいた「守り人シリーズ」の第4弾。

今度は海の王国サンガルを舞台にした物語。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-08 Sun

* 今日のサイクリング

千住新橋まで往復。

・走行距離: 19.98km
・走行時間: 1:00:18

ほぼ無風だったので、ここちよいスピードが出た。

* Jリーグ・サッカー観戦

国立競技場で行われた、Jリーグナビスコカップ予選リーグ・東京ベルディ
vs FC東京の試合を観戦。

Jリーグの試合を観るのは初めて。

先月[2008-05-17]のプロ野球観戦のつづき(?)のつもり。

最初は、さいたまスタジアムで浦和レッズの試合を観に行こうかとおもっ
ていたのだけど、浦和レッズは人気があるらしく、チケット入手が難しそ
うだったのと、ちょうど先月に起きた暴動騒ぎですこし嫌気がさしたので、
国立競技場の試合にしてみた。
いちおうは本拠を東京にかまえるチーム同士の東京ダービーなので、よい
カードかな、と思ったのもあって。。。

メインスタンド側前列の比較的良い席だったので、フィールドにも近くて
とても楽しめた。
観客は1万数千人と発表されていたとおり、そこそこ客は入ってはいるも
のの、かなり閑散とした印象。もっとも人が多かったのは、アウェーのは
ずのFC東京応援団のゴール裏エリアで、試合の最中には歌を歌いながら、
かなり盛り上がっていた。

試合は平山相太のハットトリックでFC東京が4-2で勝った。
全体にはベルディの方が優勢の展開が続いて、組織的な展開やパスワーク
でもベルディ側の方が明確な感じで、好印象な試合だったのだけど、少し
じとっとした天候の加減からか、ポコっと空白の一瞬を突いて得点を決め
られてしまった印象。まあ、どちらのチームも攻撃陣の最前線は外国人に
よる突破力頼みの感があったので、最後に平山がおいしいところだけ持っ
ていけたという印象。。。

幸い、雨もふらず、楽しい観戦でした。
(逆に雨予報に油断していて、ちょっと陽に焼けてしまったけど…)

あと、ちょっと観客が寂しい印象で、売店などもやや元気が無い感じだっ
たのが気になったけど。。。

2008-06-07 Sat

* BEATセミナー

http://www.beatiii.jp/seminar/index.html
BEATセミナーは去年あたりからレポートなどを読むたびに行ってみたいと
おもっていたのだけれども、毎回タイミングがあわず機会を逃していて、
ようやく初参加。

今回は「協調フィルタリングと教育・学習への応用」というようなテーマ
だった。

協調フィルタリングそのものというよりは、もともと関心空間のサービス
に興味があったので、その話が聞けるということで行ってきた。

関心空間の社長さんのクレバーさがとても印象に残った。

サービスそのものについても、「つながり」を言語化することそのものが
価値創造ではないかという印象を持った。たぶん、教育面での応用もその
あたりにあるのかな、、、といった印象。

あと、グループ討議でいろいろな方と自由に議論できるというスタイルも
とても楽しくて良い。やはり行ってみてよかった。

* NII Openhouse

http://www.nii.ac.jp/openhouse/
おととい、昨日は、職場の一般公開イベントに参加。

今年で4回目の参加なので、内部の人間としてはやや慣れや惰性といった
ものを感じなくもない。ただ、一般の方や企業の方などから、おもしろい
フィードバックがあったりする、一般公開ならではの楽しい面もあって、
それはそれでとても貴重。。。
cf. 昨年のオープンハウス時の感想: [2007-06-10]

2日間とも、「ウェブ情報をデータベースと結びつける」と題したポスター
発表をお手伝いしたほか、あちこちの発表を見てまわってきた。

1日目は、基調講演のATR脳科学研究所所長の川人氏による、ブレイン・マ
シン・インタフェースの現状報告がとても刺激的で興味深かった。

2日目は、ポスター発表以外として午後のCSIワークショップを聴講。
「CiNiiのいま、これから」と題して、論文データベースサービスである
CiNiiに対して、多士済々のメンバーで意見をぶつけるディスカッション。

いまや「Only one」の存在感で「使える」システムとなったCiNiiをどう
とらえたらよいのか、といった話題が多かったように思う。主たる議論の
内容は、「かたつむりは電子図書館の夢を見るか」にくわしい報告がある
ので、2点ほど感想だけ。
cf. http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20080606/1212774613

・「学術流通におけるユーザ像」
グーグル連携による利用者急増は逆にユーザ像の再定義を迫っているよう
な気がする。大向さんによる「どんな専門用語でもグーグル検索すれば、
10件のうちの1件はCiNiiが出てくる」といった発言からも垣間見れる現状
と、討論やフロアからの質疑でも対象とするユーザ像をどう定義していく
のかを問う意見が出ていた気がする。
たしかに、単に研究者や学生だけでなく一般の人が立ち寄るサービスとし
ての立ち位置をどういった方向で活かしていけるのか、検討の余地は大き
そうな気がする。一般における科学リテラシーの醸成や、教育・学習への
応用といった側面から考えてみたほうがいいのかもしれないとおもった。
ついでに言えば、CiNiiにおける「論文」ってそもそも何なのか?という
質問は出なかったのだけど、そのあたりから考えられるとよいのだろう…。
・「人の活用」
岡本さんがCiNiiの良いところとして挙げていた「職員と研究員の連携」
というキーワードから思いあたったのだが、結局のところ、ソフトウェア
はハコモノではなく、それを設計・構築・運営する人の問題に帰着される
ので、関わっていく人をどう育てるのか、という点を検討していくとよい
とおもった。フロアからの厳しめの意見でも見られた「NII/JST/NDL」の
併存状態を考えるといった場合にも、それぞれの中でサービスを{運営/構
築}していく人材をどう確保し、育てていくかをキーポイントにすること
が重要ではないかとおもう。(これ以上書くと、直接に「わたしにお仕事
ください」と言うのと変わらなくなってしまうので、この先は書かないで
おく…)

なにはともあれ、部外者なのか関係者なのか微妙な立場ながら、ソシオメ
ディアの篠原さんをはじめとする皆さんとも、話ができたのがとてもうれ
しく、岡本さんや阿蘇品さんにも感謝したい。有意義な2日間だった。
Referrer (Inside): [2009-06-12-1]

2008-06-04 Wed

* 職場改善 [book]

人間工学を職場という領域に適用するための考え方の解説。後半のほとん
どは改善事例の紹介が占めている。

とくに後半の長大な事例紹介が興味深い。かなり雑多なのが難点だけど、
なにより量がすごいので、これを眺めているだけでも面白い。様々な環境
での改善事例なので、いろいろとヒントになることがありそう。あと、物
理作業量や負荷量を規定するための定量的な指標については不勉強で知ら
なかったので、参考になった。

たとえば情報行動の研究でも「Work place」と「Daily life」という文脈
の違いを意識した研究は多いのだけど、ここまで徹底して職場という環境
そのものを意識して、物理的制約にもとづく工学的なアプローチ(もしく
は産業保健などの観点)による様々な取組みがされているのだなあという
ことに感銘を受けた。

ところで図書館という職場も肉体労働の現場として言及されることが多い
のだけど、本書で見られるような観点からの研究はあまり聞いたことがな
いなあ。。。

* 今日のサイクリング

千住新橋まで往復。

・走行距離: 20.46km
・走行時間: 1:08:24

とても体が軽い感じ。
Referrer (Inside): [2008-06-30-2]

2008-06-02 Mon

* 今日のサイクリング

扇大橋まで往復。

・走行距離: 14.15km
・走行時間: 0:48:09

このところ雨で走れなかったので、体は軽いのだけど、心肺がなまってい
る感じ。。。

* プレステージ [movie]

二人の若い奇術師たちの相克を描いた作品。

死の陰が色濃く出ていたものの、時代の雰囲気とも合って、意外とよい感
じだった。

肝心のタネが途中からバレバレなのと、急なSF的設定がやや強引。。。

2008-06-01 Sun

* 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン [movie]

福岡で育った青年と母との絆と、不思議な父との交歓を描くストーリー。

全体に悪くないという印象。

が、途中からは暑苦しいくらい、オカンへの愛の讃歌といった雰囲気につ
ままれていて、闘病の苦しさを描く重苦しさもあり、ややじっとりとした
粘着な雰囲気を感じた。
また、いまひとつ描いている時代感がわからないのもやや難点。

個人的にいちばん印象に残ったのは、主人公にオカンが言う「お金は全部、
あなたのこれに消えたのよ…」と、大学の卒業証書を示すシーン。
(自分にも思い当たる節が無くはない、という意味で。。。)

原作を読んでみようかと思った。
サイクリング走行距離メーター
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